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令和6年第3回定例会

9月4日(水曜日)

令和6年第3回定例会
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西園寺みきこ
西園寺みきこ
立憲民主ネット現職

映像ID: 2792

13284◯24番(西園寺みきこ君)  そういう市長の生のお声が聞けて、とてもよかったと思います。保護司に関しては、つい最近報道があって、結局は無償のままでとどまるという選択を、国はどうもするようです。有償にならないということです。今、武蔵野市の地域活動は基本的にはそこにいるような気がします。けれども、今回この保護司に関しては、国は見送ったけれども、もうちょっと前に進むべきではないかという、私の意見は申し上げておきたいと思います。
 しかし、この武蔵野市の地域活動やいろいろな場面でいろいろな市民生活を支えてくださっている方々に対しては、やはり据置きとか現状のままというのでなくて、やはり前に進めていくべきだというふうに感じております。
 それでは、3番の件はこのくらいにいたしまして、次が2番のほうでございます。このおひとり様の話。おひとり様という言葉自身は割と、そんな新しい言葉ではないのですけれども、今回私もいろいろ勉強いたしまして、これからは単身者が普通になるというか、まだまだ私たち昭和の時代で、家族がいて、お父さん、お母さんがいて、子どももいてみたいな、そういうのが標準世帯みたいな、世帯単位という考えがまだまだ残っているのですけれども、これからはそうではなくなるだろうということです。
 これはある大手シンクタンクの予想ですけれども、2050年には単身世帯が45%、全体の半分がひとり暮らしになる。年齢によらずということです。私はもう生きていないかもしれないけど、若い方々は生きている。もうそういう社会が目の前に迫っているということなのです。家族がいることが当たり前ではない時代が迫っているということです。
 それに、私も今回調べてみて、ああ、そういうことかと思ったのは、1980年には生涯未婚率、結婚しない人が、男性ではたったの2.6%。いかにその当時の男性が結婚するのが当たり前だったかという。女性は4.5%。これ1980年です。けど、それが2020年、40年たったら、男性の未婚率は25%、何と10倍に増えている。4分の1の男性は結婚しない。それから女性は4%が16%、4倍に増えている。結婚しない、これは結婚したくてできない未婚の人と、それから結婚する気のない、主体的に結婚しない、非婚の人と合わせた数字ですけれども、これだけ40年間に劇的に変わっているということなのです。
 こういう現実をしっかりと認識しないと、これからの武蔵野市の地域福祉も、組立てが本当に難しくなるなということを感じざるを得ないのです。武蔵野市も全国的にも、3年に一度、きちんと実態調査、ニーズ調査をしながら計画をつくっていくので、大きく外すということはないとは思うのですけれども、この点に関しては、非常に危機感を持ってやっていかなくてはいけないのではないかなというふうに感じておりますので、この点についても御答弁を一言お願いしたいと思います。