13395◯5 番(東山あきお君) 会派を代表して、本議案について反対の立場で討論いたします。
スイングホールのグランドピアノの現状について、全体的に消耗劣化が進んでおり、本番中のトラブルだけは避けねばならず、不安定な状態は改善せねばならないことは理解しますものの、僅か30年での買換えであり、保守点検に問題があったのではないでしょうか。そして、決して高くない金額でございます。そして、スイングの目玉だというのに、また、前市長時代から概算要求をしているぐらい昔から進んでいた話であるにもかかわらず、予算委員会で何の説明もないまましれっと計上し、審査する機会を奪った。説明不足だった点は総務委員会中の質疑でもお認めになっています。
ファツィオリありきで話が進みました。そしていろいろな利用をおっしゃっていましたけれども、中古となるピアノを売却することも今回しないとのこと、高値で買取り価格がついた場合、まだ使えるのではないかと批判を避けるために売らないのではと勘ぐる市民の声もあります。
いずれにせよ本件は、グランドピアノをどうするかだけの問題ではなく、全体として利用率が低くなっているスイングという公共施設自体をどう活用していくのか、新しい指定管理業者とともに、メスを入れていただきたいと思います。
(14番 藪原太郎君 登壇)(拍手)