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令和6年第3回定例会

9月18日(水曜日)

令和6年第3回定例会
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道場ひでのり
道場ひでのり
自由民主・市民クラブ現職

映像ID: 2817

13464◯1 番(道場ひでのり君)  総務委員会付託議案第62号 武蔵野市立武蔵野芸能劇場ほか2施設の指定管理者の指定について、委員長報告賛成多数可決に賛成、また、議案第62号に関しても賛成の討論を自由民主・市民クラブを代表して行います。
 本議案は、これまで当市の財政援助出資団体である武蔵野文化生涯学習事業団が指定管理者となって管理運営を行っている武蔵野市立武蔵野芸能劇場、武蔵野市立武蔵野スイングホール、武蔵野市立かたらいの道市民スペースの3施設を、令和7年4月から新規指定管理者としてアクティオ株式会社を指定するというものである。やがて半世紀にもなる以前から、当市は市民サービスの向上を追い求め、行政機関の機能強化を図るため、様々な財政援助出資団体を設立してきた。ここにも先駆者たるリーディングシティ武蔵野がかいま見えるのである。
 武蔵野文化生涯学習事業団は、昭和58年、武蔵野文化事業団が設立、また、平成元年に武蔵野スポーツ振興事業団が設立、その後様々な管理運営を受託しつつ、市民サービスの伸長を続け、令和4年には事業団が合併し、武蔵野文化生涯学習事業団に至った。その一方で、地方自治法の改正が平成15年に行われ、当時の小泉内閣における公営組織の法人化、民営化が進められた。いわゆる公設民営である。管理委託制度下の公の施設に関しては、改正法施行後3年以内に条例制定、指定管理者制度へ移行することとなった。市民サービスの充実、また事業経営における経費的視点の民営導入は、政府としても画期的なことであった。しかし、この制度改革も、当市においてはある意味、既に先行していることであった。追われる者のつらさ、言い換えれば、新しいものへの憧れ、新鮮味の強さというものは確実なものである。当時でも指定管理者制度の運用に関して真摯に議論が進められ、基本方針の策定、導入への道筋が設定されたと信じる。
 この中、公募する施設として5施設が選定され、今回の議案に3施設が上がってきた。初めての公募、そして民間への初めての委託となる。まさに当市にとっては歴史的な出来事なのである。先駆者たるリーディングシティ武蔵野として、これからも様々な制度的な改革や波はやってくるであろうが、うまく、そしてスマートに乗り越えてほしい。今回の試みは精緻な議論が尽くされた上でたどり着いていることは自明のことと信じるが、しっかりと結果を出してもらいたい。先人の苦労、努力を決して忘れず、すなわち飲水思源、井戸を掘った人々への思いも忘れず、事業に成功してもらいたい。
 委員長報告賛成多数可決に賛成、また、議案第62号に関しても賛成の討論とする。
 以上。