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令和6年第3回定例会

9月18日(水曜日)

令和6年第3回定例会
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山本ひとみ
山本ひとみ
無所属むさしの現職

映像ID: 2817

13531◯22番(山本ひとみ君)  ただいま議題となっております陳受6第12号 ごみ収集支援に関する陳情、委員長報告に賛成、陳情に賛成という立場で討論をいたします。
 現在、武蔵野市ではごみ収集に関して、ふれあい訪問収集という制度があります。これは、ごみを玄関からごみ置場まで運ぶ制度で、陳情者はこの申請を個人からも可能としてほしい、また、審査で生活実態を確認するなど、もっと生かしていただきたいという内容です。この背景として、ごみを出すことは弱者の生活支援の問題で、身体や心が少しでも弱るとルールにのっとったごみ出しが困難になると陳情の中の文章で指摘されていますが、私もこの点に深く共感をしています。
 この制度に関するホームページの説明も読みました。その対象として、1、65歳以上かつ要支援2以上の方のみの世帯でごみを出すことが困難な世帯、2、身体障害者手帳1級、2級の方のみの世帯でごみを出すことが困難な世帯とされており、申込みは担当のケアマネジャー、ケースワーカーとなっていて、個人での申込みということは記載されておりません。一方、武蔵野市家庭廃棄物ふれあい訪問収集事業実施要綱では、対象世帯に係る第2条のところで、ホームページにある2類型だけではなく、3として、前2号に掲げるもののほか市長が必要と認める世帯と記載をされています。要綱はホームページと比べても、市民が日常的に見るということはあまり多くないのではないかと思います。質疑の中で、申込みをしている人の大半はケアマネジャーやケースワーカーであることが分かりましたが、ホームページと要綱で対象者の記述が異なっているということは、改善の必要があると思います。
 さらに、対象者に関しては拡大を考えていただきたいと思います。ごみ出しが困難になった要件として、支援が必要な高齢者、介護が必要な高齢者や身体障害者手帳1・2級の所持者のみならず、例えば65歳以下であっても、また、けがなどでごみ出しが困難になっている、そういう方などへ広げていく必要があるのではないでしょうか。もちろん支援に当たる人の人数もありますから、条件なしにできるわけではないとは思いますけれども、ごみを出すということは本当に生活の基本でありまして、様々な理由で出すことが難しくなるという世帯へは一層の支援が求められていると思います。
 以上、ふれあい訪問収集をもっと生かすために、実情に合わせ対象者の範囲を拡大するなど、ホームページや要綱の変更をお願いいたしまして、陳情への賛成討論といたします。
             (10番 浜田けい子君 登壇)(拍手)