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令和6年第3回定例会

9月18日(水曜日)

令和6年第3回定例会
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13549◯環境部長(関口道美君)  それでは引き続き、令和5年度武蔵野市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について御説明いたします。
 恐れ入りますが、令和5年度歳入歳出決算書62、63ページをお願いいたします。
 1、収益的収入及び支出は、事業活動に伴い発生した全ての収益とそれに対応する全ての費用で、消費税及び地方消費税込みの金額でございます。
 まず、収入について御説明いたします。
 第1款下水道事業収益の決算額は、28億976万5,325円でございます。
 第1項営業収益の主なものは下水道使用料で、決算額は22億1,953万5,746円で、予算に対して8,712万1,254円の減でございます。
 第2項営業外収益の主なものは長期前受金戻入で、決算額は5億9,022万9,579円で、予算に対して394万6,579円の増でございます。
 第3項特別利益はございませんでした。
 次に、支出について御説明いたします。
 第1款下水道事業費用の決算額は、26億8,985万1,404円でございます。
 第1項営業費用の主なものは、流域下水道等管理費、減価償却費等で、決算額は25億2,958万5,687円でございます。
 第2項営業外費用は、支払利息及び雑支出で、決算額は1億6,026万5,717円でございます。
 第3項特別損失及び第4項予備費はございませんでした。
 64、65ページをお願いいたします。2、資本的収入及び支出は、下水道施設の建設及び改良に関する収入及び支出で、消費税及び地方消費税込みの金額でございます。
 まず、収入について御説明いたします。
 第1款資本的収入の決算額は15億4,041万8,031円で、予算に対して7億4,123万4,196円の増でございます。
 第1項企業債の決算額は3億6,330万円、第2項出資金の決算額は2,390万4,081円、第3項補助金の決算額は7,381万2,000円、第4項負担金等の決算額は1億8,315万2,885円、第6項基金取崩金の決算額は8億9,624万9,065円でございます。
 第5項固定資産売却代金はございませんでした。
 次に、支出について御説明いたします。
 第1款資本的支出の決算額は、10億5,083万879円でございます。
 第1項建設改良費の決算額は7億158万5,097円、第2項企業債償還金の決算額は3億4,924万5,782円でございます。
 第3項基金積立金及び第4項予備費はございませんでした。
 款全体の不用額は1億8,965万8,321円で、その主なものは、下水道ストックマネジメント推進事業の路線変更に伴う委託料、東京都の道路拡幅事業の進捗状況などにより令和6年度以降に変更となった工事費などによるものでございます。
 66ページをお願いいたします。このページから73ページまでの財務諸表は、消費税及び地方消費税抜きの金額でございます。
 まず、令和5年度の下水道事業の運営による収益と費用の状況を示した損益計算書について御説明いたします。
 1、営業収益は、(1)下水道使用料から(3)その他営業収益までの合計で、20億8,950万1,687円でございます。
 2、営業費用は、(1)管きょ費から(6)資産減耗費までの合計で、24億6,132万9,506円でございます。
 営業収益から営業費用を差し引いた営業損失は3億7,182万7,819円でございます。
 3、営業外収益は、(1)受取利息及び配当金から(5)雑収益までの合計で、5億8,588万1,566円でございます。
 4、営業外費用は、(1)支払利息及び企業債取扱諸費及び(2)雑支出の合計で、1億2,685万770円でございます。
 営業外収益から営業外費用の差引きは4億5,903万796円、当年度純利益は8,720万2,977円でございます。当年度未処分利益剰余金も同額で、8,720万2,977円でございます。
 68、69ページをお願いいたします。令和5年度中の資本金及び剰余金の増減の変動状況を示した下水道事業剰余金計算書でございます。
 まず、資本金でございます。自己資本金は、一般会計からの出資金により2,390万4,081円増加し、当年度末の残高は24億245万6,298円でございます。
 次に、剰余金でございます。資本剰余金のうち受贈財産評価額、国庫補助金、都補助金、負担金等は変動はなく、資本剰余金合計は7億7,129万8,368円でございます。利益剰余金のうち令和4年度末の未処分利益剰余金残高2億5,755万119円を令和5年度に利益積立金に積み立てましたので、先ほど御説明いたしました当年度純利益8,720万2,977円が当年度末の未処分利益剰余金となります。
 資本合計は35億1,850万7,762円となり、後ほど御説明いたします72、73ページの貸借対照表の資本合計に計上してございます。
 70ページをお願いいたします。未処分利益剰余金の処分に関する計算書(案)でございます。地方公営企業法第32条の規定により、剰余金の処分につきましては議会の議決を経ることとなっておりますので、令和5年度武蔵野市下水道事業剰余金処分計算書(案)としてお諮りするものでございます。
 当年度末の未処分利益剰余金は、先ほど剰余金計算書で御説明いたしましたとおり、8,720万2,977円でございますが、同額を建設改良積立金へ積み立てることについて、決算の認定と併せて議決をお願いするものでございます。
 72、73ページをお願いいたします。令和6年3月31日現在の資産と負債及び資本の状況を示した貸借対照表について御説明いたします。
 まず、資産の部でございます。下水道事業が所有している資産の状況を、1、固定資産と2、流動資産に区分して示しております。これら固定資産と流動資産を合わせた資産合計は、244億7,681万498円でございます。
 73ページをお願いいたします。負債の部でございます。3、固定負債、4、流動負債、5、繰延収益を合わせた負債合計は、209億5,830万2,736円でございます。
 次に、資本の部でございます。6、資本金、7、剰余金を合わせた資本合計は、35億1,850万7,762円でございます。
 負債と資本の合計は244億7,681万498円となり、72ページの資産合計と一致するものでございます。
 74、75ページをお願いいたします。注記は、財務諸表の作成に当たり採用した会計処理の基準及び手続を示したものでございます。
 続きまして、決算参考資料について御説明いたします。恐れ入りますが、決算参考資料の103ページをお願いいたします。
 このページから110ページにかけましては、総括事項、工事の概況、業務状況、契約事項等をそれぞれ記載しておりますので、御参照いただきたく存じます。
 111ページをお願いいたします。令和5年4月1日から令和6年3月31日までの資金の動きを示したキャッシュ・フロー計算書でございます。
 業務活動に関するキャッシュの増減を示す1、業務活動によるキャッシュ・フローにつきましては、4億162万2,783円のプラスでございます。建設投資や固定資産の増減など、投資活動に伴うキャッシュの増減を示す2、投資活動によるキャッシュ・フローは、4億979万6,906円のプラスでございます。企業債の借入れ等による収入及び借入金の償還に関するキャッシュの増減を示す3、財務活動によるキャッシュ・フローは、3億2,355万9,502円のマイナスとなっており、借入金残高を減らしながら業務活動と投資活動が行われていることを示してございます。
 また、1、業務活動によるキャッシュ・フロー、2、投資活動によるキャッシュ・フロー及び3、財務活動によるキャッシュ・フローの合計による令和5年度の資金増減額は4億8,786万187円のプラスで、資金期末残高は13億7,239万8,623円となり、これは令和5年度歳入歳出決算書72ページの貸借対照表の2、流動資産(1)現金・預金と一致するものでございます。
 なお、決算参考資料の112ページから116ページには収益的収入及び支出、資本的収入及び支出の明細を、118ページ、119ページには固定資産明細書を、120ページから123ページには企業債明細書をそれぞれ記載してございますので、御参照いただければと存じます。
 以上で令和5年度下水道事業会計決算の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。