13807◯環境部長(関口道美君) 下水道に関係する再質問でございます。
まず、杉並区内の武蔵野市が流入している下水道管きょへの水位計とかの設置が、今回のこの河川整備、新たな河川の東京都との事業に関係してくるのかというところでございますけれども、今回の東京都が行っている対策としては、治水はまず、河川に対する治水と下水道課がやるもの、またプラスアルファとして親水事業ということがございますので、直接的に今武蔵野市で流れている下水道管の流量を調査することが、河川の整備に何か直接的に影響するということは、今のところは明確な関係性はないのかなというふうには思っております。私どもの流す下水道管の処理場に行くほうの水量の把握ということが主なもので、つけているというところでございます。
また台帳の関係でございますけれども、東京都の台帳と武蔵野市の台帳で少し不明点があったということは聞いておりますが、そもそも善福寺川のほうの台帳が武蔵野市の台帳に記載があるかということは、ちょっと今現時点で、すみません、確認ができていないのですけれども、整合が取れていないということであれば、それは整合していくべきかなというふうに思っておりますので、そこはちょっと調整してまいりたいと思っているところでございます。
また、合流式の下水道を部分的にでも分流化していった場合はどうかということ、また貯留施設というのを、今までそういうことを検討してきたのかというところでございますが、市内の下水道管施設は、40ミリから50ミリ対応ということで現在整備をしておるところですけれども、当然今の豪雨、50ミリに対応するに当たっては、さらなる2次計画というものもございますけれども、雨水をためる方策ですとかそういうものは検討してまいったところでございます。
また分流化というのは、これは今流している処理場が合流式で流しておりますので、分流化という検討は、今まではしてきていなかったというふうには認識しておりますけれども、いかにためて下流域に負担をかけないかという検討は、これまでも行ってきたという認識でございます。
また雨水利活用条例ができてから、様々浸透施設をつけてきたのではないかということで、先ほど具体的に、陸上競技場のほうですとか、市民公園、テニスコート、また横河ですとか、成蹊グラウンドのほうにも設置をしてきたのかという御質問でございました。
ちょっと手元の資料ですので、完全に網羅できていないところはございますけれども、陸上競技場につきましては、体育館の全体の敷地の中で、浸透人孔は大体30基ぐらいつけているというふうに思っております。また浸透ますについては17基程度、トレンチもそのほか130メートル程度はつけているということで手元の資料にございます。
また市民公園ですけれども、こちらの市役所側の部分のほうに150立方メートル程度の雨水貯留浸透施設と、あと浸透ますの設置などを行っているところでございます。また、その他の成蹊学園さんですとか横河のグラウンドさんについては、ちょっと民間の施設ということで、なかなか私のほうでは把握し切れていないというところで、申し訳ございません、データがないところでございます。
以上でございます。