14061◯総務部長(一ノ関秀人君) まず1点目でございます。期末勤勉手当を上げることによって月額報酬を下げるということについてでございますけれども、我々の中でもいろいろ検討いたしました。国や東京都からは、基本的には財政を理由にして、期末手当を上げる場合に月額報酬を下げるというのは基本的にはよろしくないというようなお話はいただいている中で、うちとしても、やはり月額の報酬を下げるというところはなかなか影響が大きいのでということで、期末勤勉手当の段階的なアップで調整を図っていこうという、さらにその中で役割についても1年かけて検討していこうという結果で、こういった提案をさせていただいたところでございます。現時点では、月額報酬を下げるというところまでは至っておりませんが、今後また他市の状況を見ながら考えてまいりたいと思います。
2点目の、特に専門的な会計年度任用職員と職員の関係でございます。委員会の中でも人事課長からもお答えをしておりますけれども、もうスタート時点から職員のほうが低いというような現状があるのが実情でございます。今本多議員がおっしゃられた医療職の給料表、それについても、こちらでも検討はしておりました。やはり本人たちのモチベーションという意味では、ただの行政職ではなくて医療職も入っているのだよというような意見もございましたので、そういったところも検討したところではございますけれども、東京都の表を使うということで、東京都の、保健師は医療職の(三)という表なのですけれども、それについては、確かに初任給の段階では高いのですけれども、最高号給が一般行政職よりも低くなっている。さらに、部長職の級がないというような課題がございます。やはり本市としては、行政職として採っているというのがございますので、役割としても、行政保健師や行政保育士というような言い方で任用しておりますし、給料表からいっても、やはりなかなか独自の表を入れるというのが難しい部分がございますので、その東京都の表の中では、今これが一番ベストだなというふうに思って取り入れているところでございます。