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令和6年第4回定例会

12月18日(水曜日)

令和6年第4回定例会
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本多夏帆
本多夏帆
ワクワクはたらく現職

映像ID: 2895

14062◯7 番(本多夏帆君)  御答弁いただいてありがとうございます。
 1点目のほうの話は、今ちょっと状況を見ながらというお話になっていたのですけれども、質問としましては、今回の修正案によって、市の提案ではない計算になりますよね。市の提案がもともとあった計算とは違うことになっていくということによって、どういう影響があるかということを知りたいということなのです。なので、そこの部分で、私は総務委員会の録画を何度も見たのですけれども、ここの可能性を否定することができないのではないかというふうに捉えたのです。総務委員ではないので、なかなか深い質疑というのができなくて、そこはちょっと残念なところではあるのですけれども、この修正案が出たことによって、ただ手当が上がって、ではそれでよかったですねとなるのであれば、それでいいのかもしれないですが、それによってもちろんほかの影響はあると思っていますけども、様々な職種の方がいると思いますので。ですけども、これによって、検討経過の中で、段階的に引き上げるという選択をするに当たってのプロセスにおいて、そういうことをしないためにこういう選択をしたのですよという説明だと思ったのです。ということは、逆に考えていくと、様々な選択肢がある中で、修正案というまた新しいものが出てきたということによって、この検討結果も逆に言うとちょっと戻るというか、そういった様々な選択肢のところに段階としては今戻ってしまうのではないかなというふうに思って質問をしたのです。なので、ここの部分は、その状況に応じてというところは、当然上がったり下がったりしていくということはあると思っているのですけれども、今お聞きしたいのは、今回の修正案による影響の部分ということなので、そこは、できれば、そういう可能性が否定できないのではないかと答弁では感じたのですけれども、確認をしたいということです。
 2点目のほうは、医療職の件も調べていただいているということで、見ていただいている件はよかったというふうに思っているのですけれども、様々な検討を行うというお話は今回質疑の中でありましたので、その検討はもちろんしていただきたいと思っているのですが、根本的な部分を解決していかないと、結局ずっとその常勤の方との逆転現象というところは特に解消されないということ。そして、民間の世界では、終身雇用という前提で皆さん働いている方というのは、もうそんなに若い人たちの中では終身雇用制というのは常識ではないので、キャリアのステップを踏んでいくとか、キャリアチェンジしていくということも、もう普通になってきているわけです。数年前は3人に1人ぐらいが転職経験がある人だったのですけど、今もう2人に1人が転職経験がある人というふうに言われるようになっています。そういうことを考えたときに、では公務員の世界だから、市役所に入ったから、本当に終身雇用でずっといてくれるかというと、もうそういう時代ではないと思っているのです。
 ということを考えたときに、長く勤めれば、そのほうがメリットがありますよというのは、まあそれは民間でも同じですけれども、だから若いところの層にもっと手厚くしていかないと、まず続けてもらえないよねというところが、入ってきてもらえないし、続けてももらえないという、ここが今社会の構造としては変化してきている部分だと思っているので、入り口の部分の検討まで含めて検討していかないと、なかなか抜本的な解決に至らないし、時代の変化にも追いついていけないのではないかということを考えています。
 ですので、今回は職責だとか、現状のところの整理は行いますというお話にはなっていたので、それはもちろんやっていただきたいのですけども、その根本的な部分というので、抜本的な解決を図っていくために、そういった入り口の部分からの検討、今お話にあった都の部分──都は、今のは一例なので、それだけではないと思うので、どういうふうにしていけばいいか、最初はこういう実務のところで専門で採っているのだけれども、途中から行政職のほうに。例えば、よくありますよね、そういうキャリアを変えるというふうな形で、コースを変えていくみたいな形のそういう試験があってもいいかもしれないですし、それはちょっと民間の事例なので、公務員の方のところでそれが適用できるのか分かりませんが、もう少しそういった形で、せっかく医療であれば医療分野を勉強して、資格も取って入られてきている方々というところなのかなと、そこに対して今回はちょっと課題がよく見られているのかなというふうに思っているので、できれば入り口の部分からの検討ということも手をつけていただきたいなというふうに思っているのですけども、いかがでしょうか。