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令和6年第4回定例会

12月18日(水曜日)

令和6年第4回定例会
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藪原太郎
藪原太郎
立憲民主ネット現職

映像ID: 2895

14175◯総務委員長(藪原太郎君)  ただいま議題となりました議案第118号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第6回)の総務委員会付託分における審査の概要と結果について御報告いたします。
 主な質疑は次のとおりでした。
 1)自動通話録音機の累計貸与台数を伺う。答え、65歳以上の市民に貸与しており、令和5年度決算時点での累計1,910台である。2)都の補助事業で防犯カメラの設置をする際、町会のない地域で設置する場合の設置主体はどこになるのか。答え、基本的に町会や商店会で合意が取れた上で設置するため、町会等の団体がないところの設置は難しく、課題だと考えている。3)農業委員との意見交換会では、ネズミ対策の負担が重いという意見があった。殺鼠剤について補助などは検討しているか。答え、ネズミ等害獣対策については課題だと考えるが、今のところはまだ具体的なものはない。4)西部コミセンの受変電施設更新工事の入札不調の見解を伺う。答え、電気工事の事業者が少なく、また、物価上昇と技術者不足など事情があり、工期が長い案件を避けているようである。今後は様々なリスクをヒアリングし、安定的に応札いただけるようリサーチしていく。5)公共工事の施工時期の平準化を図らなければならない理由を伺う。答え、公共工事の品質確保の促進に関する法律を踏まえ、国から示されているものである。年度当初は工事が少なく、年度末に工事が集中するなどで働き手の確保が難しくなることがあるため、平準化していく必要がある。6)インフレスライド条項の適用は、財政的にどの程度影響が出ているのか。答え、インフレスライド条項は、施工事業者にとっても必要な経費だと理解しているが、財政や市民生活にとっても甚大な影響を与えている。7)武蔵野市立自然の村の熊侵入防止柵について具体的に伺う。答え、自然の村を囲む形で電気柵を設置する予定だ。来年度のジャンボリー開始に合わせるため、早々に契約を締結し、雪解けとともに工事が始まるようにしたい。8)事業の実施は判断のタイミングが重要だが、危機管理の意味から、今後どのように組織を動かしていくのか。答え、判断のためには情報が必要である。各イベントの前には市長をトップに体制をしっかりつくり、情報共有をして対応していく。9)熊の出没に関して、なぜあの地区に出没するようになったのか、専門家からの意見を聴いた上での対策なのか伺う。答え、なぜ川上村に出没するのかということは聞いていないが、熊が出没した場合の対策については、長年長野県で熊を人里に近づけないようにする活動等を行っているNPOに相談し、検討をした。
 以上で質疑を終了し、討論に入りました。討論者は1名で、反対討論でした。その趣旨を紹介しますと、補正予算の内容には保健センター増築及び複合施設整備実施計画業務の債務負担行為設定が含まれている。今の時代、大規模な保健センターは必要ないという市民意見もあることから反対するというものでした。
 以上で討論を終わり、採決に入りました。採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
 よろしく御審議をお願いいたします。
              (文教委員長 大野あつ子君 登壇)