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令和6年第4回定例会

12月18日(水曜日)

令和6年第4回定例会
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大野あつ子
大野あつ子
市議会公明党現職

映像ID: 2895

14176◯文教委員長(大野あつ子君)  ただいま議題となりました議案第118号 令和6年度武蔵野市一般会計補正予算(第6回)の文教委員会付託分における審査の概要と結果について御報告いたします。
 主な質疑は次のとおりでした。
 1)市立幼稚園及び保育施設の物価高騰支援が10月から開始される理由を伺う。また、私立の幼稚園にも市独自で同様の支援を行う理由を伺う。答え、物価高騰は続いているが、東京都の補助金のスキームが令和6年10月から令和7年3月分までであるので、こちらを活用した。また、市政全体を見たときに、私立の幼稚園にも支援が必要であると判断し、市が独自で追加をした。2)物価高騰対策私立等児童生徒保護者負担軽減臨時給付金事業──以下、デジタルギフトという──の開始に至った経緯を伺う。また、今後も継続するのか伺う。答え、今年度より市立学校給食費無償化が実現される中で、市立小・中学校に通っていない児童生徒を持つ保護者への支援を検討してきたことと、子どもプラン武蔵野において、全ての子どもの健やかな成長を支援すると掲げていることから、物価高騰に対する支援として実施する運びとなった。来年度以降については、物価高騰や国の交付金などの状況を見て検討する。3)デジタルギフトにしたことのコスト面でのメリットを伺う。答え、現金振込に比べ人件費や事務量が格段に軽減できる。4)デジタルギフトの中身について、事業の趣旨が伝わるようなメニューにすべきではないか伺う。答え、事業目的に沿った内容となるよう中身を考えることは望ましいことであるが、受け取る側の利便性にも配慮した事業となるよう考えていきたい。5)デジタルギフトを1万円とした根拠を伺う。答え、令和5年度において、物価上昇率が名目賃金上昇率よりも0.1%高かったため、私立の小・中学校に通う子の世帯年収1,000万円に0.1%を掛けて算出したものである。6)性被害防止対策に関わる設備投資支援事業費補助金について詳細を伺う。答え、国は令和5年度に子どもや若者の性被害防止のための緊急パッケージを決定しており、その中の取組の一つである。また、本市でも子どもの権利条例で定めているとおり、子どもが暴力等を受けることなく、安心して暮らすことができるよう、早急に取り組むべきと考え、補正予算に盛り込んだ。内容は、性被害防止対策を図るため、パーティションや簡易的な更衣室の設置やカメラ等に対する補助を想定している。補助基準額は1施設当たり10万円で、認可保育施設に対しては国から2分の1、認可外保育施設に対しては都から4分の3が補助され、事業者にこの取組を推進してもらうため、残りを市が補助することとした。
 以上で質疑を終了し、討論なく、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
 よろしく御審議をお願いいたします。
              (厚生委員長 本間まさよ君 登壇)