令和4年度決算特別委員会

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小林まさよし
小林まさよし
会派に属さない議員現職

映像ID: 2552

3467【小林委員】  歳入があって歳出がある。高レベルの細かいサービスがあるということでした。それは間違いないと思うのですけれども、ただ私がやはり懸念するのは、この歳入がいつまで続くのかということが1つです。社会保障とかのコストが増える中で、歳入がいつまでも増え続けるか。生産年齢人口が減少するわけです。市の人口推計、これは増えると言っていますが、私はそうも思えないので、そこについても疑問に思うことはある。
 そしてインフレの影響も受けやすいというのは1つ事実だと思います。歳出額が大きい。さっき委託費とかのところも話もありましたけど。そういうところでは、この環境下では、より歳入が増えているからいいのだではなくて、やはり今後の未来を見据えて、歳出をどうやってコントロールしていくのかというのには、もっと意識があってもいい。別に必要なものに出すのはいいのです。ただ、本当に必要かどうかというところ、最適な資源配分、税金であったり、市職員の労働力、武蔵野市の最善の利益につながるようなところへの市政運営を進めていただきたい、このように思うところで、これについては強く要望したいと思います。
 続きまして話が変わりまして、今話がありましたので、将来人口推計の話をちょっと触れさせていただきたいと思います。武蔵野市は現在14万7,964名。これはこの決算特別委員会資料の26ページです。まずここから見ましょう。これを見ると、武蔵野市の人口は2023年で14万7,964人。これは令和4年の14万8,000人から減っているというのは1つ事実だと思います。それに対して増減数というのが、2017年、これは人口推計の対象となる基準年です。ここから数字をお願いしたわけですけれども、武蔵野市は2017年から増加したのは2.8%とあります。
 近隣自治体で言うと三鷹市が2.6%、10番目の小金井市が4.5%、西東京市、一番下になりますが3.0%とあります。これを見ると、どうも武蔵野市だけ特別増えるということはないのではないかなというのが、まず直感的な感想です。そういう中で、三鷹市も将来人口推計を出されているのです。その数字を見てみると、今現在18万9,916名とありますが、2038年、これが19万3,349人。これをピークに2049年は減少していって、19万1,810人になる。2023年と比較するとプラス1%なのです。これを見たとき、これならリーズナブルだなと言えるかなと思ったのです。
 一方で武蔵野市は14万7,964人が、2049年、16万230人、プラス8.3%です。三鷹市は1.0%。2049年です。武蔵野市はプラス8.3%。この差についてどのように考えたらいいのか、御所見があれば教えていただいてもよろしいでしょうか。

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