3533【恩田副市長】 令和4年ですか、私のほうから人口について、実態として土地利用の状況の中であり得るのかというお話を聞かれたときに、たしか、そのような形での答弁をさせていただいた記憶がございます。現実的には、今、深田委員、それから当時私が言ったように、基本的には、都市計画を定めた頃の低層住宅というのは一戸建てが中心で、そこで2階建て、4人1世帯みたいな形の住まいが多かったわけです。それが今現在は、例えばシングルあるいはDINKSあるいは2人、3人の世帯になっていく中で、やはり当然住居形態も変わっていく中で、マンション化あるいはアパート化、共同化、こういった住宅政策が展開されてきているという状況の中で、今、武蔵野市はもともと人口操作はしていなかったのですけども、基本的な土地利用としては、低層住宅を中心に、駅周辺は商業が栄えるといったようなまちづくりを進めてきたわけでございます。それから幹線道路については、低層部については店舗とか、そういった沿道商店が栄えるようなまちづくりという形の中で展開してきて、なかなか道路と土地利用の関係がスムーズにいかないところもあって、まだまだ幹線道路の沿道については、土地余力があるというような状況がある中で、60・200を使ってくるとなると、やはりマンション等ができてくれば、当然先ほど言ったように、1世帯の面積が縮小されていますので、そこに住まう機会というのが多くなっていくというような形になっています。
では将来はどういうようなまちづくりを進めるのかという話になりますけども、当面、都市計画マスタープランでも議論されているように、基本的には今までの土地利用、都市計画を踏襲していくという考え方の下に今は動いてございます。ただ問題は、人口との絡みというのは、都市計画はそこまで深く突っ込んだ議論はしていないですけども、今の状況の中では、人口推計が出している形の中では土地余力はまだあるというふうには私は判断してございます。