4206【吉崎産業振興課長】 まず、創業支援のところなのですけれども、確かに、事務報告書に記載されている創業者数については、十数件から20人程度という形にはなっておりますが、武蔵野市が他市と比べまして特徴的に違うところは、連携機関と創業・事業承継サポートネットという連携体制を取っておりまして、協定を結んでおります。ここで金融機関も入っていただいて、各種創業支援機関と一緒に手を取り合って創業者を全体的にバックアップしていくという体制を取っているのが1つ大きな武蔵野市の特徴かなというふうに思っております。この創業サポートネット全体で見ますと、創業者数は毎年大体100名程度の方が市内で創業されているというところは数値として把握しております。
今後の展望なのですけれども、今、具体的な数値的な目標というのはないというのが正直なところでございます。そちらにつきましては、こういったサポートネットの連携機関の皆様と、年に数回会議体も持っておりますので、そういったところで今後の展望などについても御相談をしていければなというふうに思っているところでございます。
それから、CO+LAB MUSASHINOにつきましては、こちらは、先ほど申し上げましたとおり、市内の事業者様の連携を生み出していくというところで、継続的な事業者同士のつながりを生み出していくというところに大きな事業目的を持っております。そこで、昨年の反省としましては、1日の大きなイベントだけでは、やはりこういった継続的な事業者同士の連携というのはなかなか結んでいくのは難しいだろうというふうに思ったところで、今年、令和5年度につきましては、そういった1日単位の大きなイベントではなくて、小さなイベントに出店してみるであるとか、あとは、一番求めているところは、お店によっては、やはりイベントへの出店がそもそも難しいというお店さんも多数いらっしゃいます。したがいまして、やはりイベントに来ていただいて何かをするというよりは、今、既存の各店舗にいろいろな方に足を運んでいただいて、その店舗でCO+LAB MUSASHINOという形で売上げを伸ばしていただくであるとか、武蔵野市の魅力を発信していただくというところが一番いいのではないかなというふうに思いまして、令和5年度は、またこの辺りを試行しているという状況でございます。
以上です。