4763【恩田副市長】 公共施設の管理計画に沿って、あるいは学校施設の基本計画に沿って事業を進めていくことが、我々としては一つの大きな今後の戦略であることは事実でございます。それはもう当然、議会の皆様方と共有しているというふうに思ってございます。
その上で、今般の入札の問題、これによって計画が遅延したというような形での結果を生んだことに対してはどうなのだという判断とともに、これをどう捉えて今後生かしていくかというお話だと思いますけれども、先ほども申しましたとおり、ここでのいろいろな入札の問題、特に大きい物件です。様々な物件がある中で、恐らく入札率というのは9割を超えているような状況であることは事実だと思うのです。
恐らく95%ぐらいは、件数的には落札されているのだと思うのですけれども、問題はこの大きい物件がほかの状況との中で、要するに社会状況、需要、いろいろなデベロッパーの問題等がある中で、どう判断していったらいいかというのは、先ほども言いましたとおり、非常に難しい問題もありますので、当然横串を刺しながら、庁内でのいろいろな議論を経る必要性もありますし、また新たな手法をどういうふうに考えていくかということも考えなければいけないと思ってございますので、一中のああいった落札できなかったという事実を、やはり今後の公共施設の発注行為の中でもしっかりと捉えて、滞りのないような形での対応をしたいとは思っております。