
小林まさよし
映像ID: 2567
4776【小林委員】 4日間、お疲れさまでした。自由民主・市民クラブを代表して、令和4年度一般会計に賛成、その他の全ての会計に賛成の立場で討論します。
認定するかどうかについて、会派内でもこの決算期間において様々議論して、本当に悩みました。認定してよいのかということなのですけれども、詳細な問題意識は本会議でまた改めてお知らせします。その上で今回この決算における問題点、次のように主なものを指摘します。
まず一中が入札不調になりました。大きな社会情勢の変化があるというところですけれども、見誤りがあって、そしてその結果、児童生徒、市民生活に大きな影響を与えることになったのは間違いない。そういう意味ではこの入札については失敗だったと。
東町1丁目市有地利活用事業については、事業コンセプトについて問題など指摘してまいりました。結果、これもインフレの影響とかもあるのでしょうけれども、収益環境の変化などがあって、入札に応募がなかった。また、今後の展望も読めない状況にある。これも失敗だった。
吉祥寺本町の27街区の土地購入で、プラス4%の価値を加えて限定価格で評価したこと、これも不要な税金を投入したものというように捉えています。
この3点については少なくとも事業としてどうだったのか、強い疑問を今でも持っているということはお伝えさせていただきたいと思います。
しかし令和4年度は、ウクライナへの軍事侵攻の影響、円安、金利上昇など大きな変化がある中、想定以上の社会情勢の変化があったというところで、様々な影響が市政にあった。コロナの影響で市政が混乱したというところもまだあったとも考えられます。そして今回で言えば、本日、副市長から率直な問題意識をお伝えいただいたことに、今後の市政運営の改善を期待するということで、賛成することといたしました。
本会議ではまだ多くの要望事項があるので、しっかりとお伝えしたいと思いますが、ここでは問題を隠すことなく、市民、議会にきちんと報告することを継続していただきたい、このことを強く要望して、今回の討論とさせていただきます。