7037【寺井地域保健調整担当課長】 まず、接種見込みの根拠と申しますか、数字なのですけども、なかなか見込みを出すのは難しいのですけども、既に先行して実施している自治体などへの聞き取りなどから、初年度、今年度については対象の3%程度を見込んで1,920人と見込んだところでございます。
市民の方への費用の説明でございますが、委員御指摘のとおり、ワクチンの接種費用は医療機関によって異なる状況でございます。市民の皆様には、各医療機関が定める接種費用から各助成額を引いた額を窓口でお支払いするような形でお知らせをいたします。実際どれぐらい費用がかかるのかという一定の目安をお示しする必要はあると思いますので、接種を希望される方に予診票をお送りする際に、例えば生ワクチンですと1回8,000円から1万円ぐらいかかりますよとか、不活化ワクチンですと、大体市内の医療機関ですと2万円から2万5,000円ぐらいのところが多いですので、そういった一定の目安、費用について御案内するような案内文を同封するような形で考えております。
すみません、先ほどの生ワクチンと不活化ワクチンの違いについて、もう少し詳しく説明させていただきます。生ワクチンにつきましては、いわゆる水ぼうそうワクチンというもので、こちらの発症予防効果につきましては、大体50歳代で約7割、60歳以上で約5割の予防効果が期待されております。持続効果につきましては5年程度、特徴につきましては、副反応の発生頻度が非常に低いということと、費用が比較的安価である、また、接種が1回のみの接種であるというところでございます。一方、不活化ワクチン、こちらは帯状疱疹ワクチンになりますけども、こちらは、発症予防効果といたしましては、50歳代で約97%、70歳以上で約9割の方に効果がございます。持続効果も10年以上と言われております。特徴といたしましては、発症予防効果が高く、持続期間も長い一方で、生ワクチンと比べて副反応の発生頻度が高いということと、あと費用が比較的高額で、2回接種する必要があるというところが主な特徴ということで、この生ワクチンと不活化ワクチンの違いとなります。
説明は以上です。