令和5年 厚生委員会

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7564【福山地域支援課長】  まず、犯罪をした者だけではなく、最初のところで、被害者支援の取組を記載しているというところで御意見をいただきまして、ありがとうございます。123ページかと思うのですが、今回この計画をまとめるに当たって、都や国の資源も含めて、犯罪者、犯罪をした方のみではなく、被害者、加害者について、何か地域資源、社会資源でつなげられるところがあるかということは、事務局や専門部会の議論の中でも拾ってきたところであります。
 東京都等にも相談をしましたが、被害者支援の国の取組は今回挙げさせていただきましたが、東京都でやっているような加害者支援については、ちょっと事情があって載せないでくれとかというところもありましたので、書ける限りつなげられる先として資源を書いたところでございます。
 先ほど委員のお話にありました住居、就労の確保というのは、今回、我々も基本施策の2点目に持ってきていますが、自立支援の大きいポイント、欠かすことのできない支援のポイントかと思っております。再犯防止に向けた取組については、対象者がなかなか明確になるケース等を把握しづらいところもありまして、この犯罪を犯した方について、市が直接できることはなかなか少ないのが現状かなということは、御指摘のとおりあります。
 専門部会の中でもそういう議論もありましたが、民間の力として、保護司の先生たちをはじめとする民間の支援、それから地域資源、社会資源等を適正につないで、地域としてサポート体制を構築し、息の長い支援につなげていくというところが、まさに今回初めて計画策定をしておるところで目指すべき目標かと考えております。
 そんな中で、この住居、就労のところとしましては、計画、本書の中の主な取組に挙げておりますが、委員はもう御承知のとおりかと思うのですが、生活福祉課での生活困窮の自立支援、就労準備支援の事業、それから高齢者の犯罪を犯した方についてはシルバー人材センターとか、障害をお持ちの方でしたら就労支援センターがあるということで、現在市でつながり得る資源として一定整理をしております。
 住居のところで言いますと、自立支援事業、住居確保給付金の制度なんかをまとめておりますし、住宅部局と連動しています不動産の手続の支援、伴走型の支援である、あんしん住まい推進事業等、持てる資源とか相談窓口を、体系、整理化しているところでございます。

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