令和5年 厚生委員会

  • マッチ発言
  • 発言
  • マッチ箇所

0箇所マッチ

蔵野恵美子
蔵野恵美子
立憲民主ネット現職

映像ID: 2581

7584【蔵野委員】  ぜひできるだけ、その方が就労した後、安定するまで見守るような、伴走支援という形でお願いしたいと思います。
 続いて健康福祉総合計画で、ピンクの冊子の24ページのちょっと下のほうに、認知症の方への適時適切な支援体制の強化ということで、認知症の初期集中支援チームを市内6か所の在宅介護・地域包括支援センターに設置し、認知症状の自覚がないなど医療につながりにくい認知症が疑われる方に対する早期対応に取り組むと。この早期対応というところに触れていらっしゃって、今回の視察はなかなか今回のこの計画にリンクするところが多くて、先ほど来からいろいろ出ていますけれど、京都の宇治市の取組で、やはりここでも力を入れているのが、初期段階でのつながりの大切さということで、そこを徹底的に取り組んでいるのです。
 これは国の認知症初期集中支援チーム設置促進モデル事業を受けているので、結構本格的にやっているというところはあるのですけれども、大きく違いというか、やっているなというふうに感じるのは、やはり先ほど来から出ている、このアウトリーチ型の事業だと思うのです。例えば今回武蔵野市では、そういった認知症の初期集中チームをつくって設置はすると。
 ただ、これは要するに、相談に来た方に対して、やはりその方を医療につなぐとか、そういうところが基本だと思うのですけれども、その宇治市の取組では市民の団体が83団体あって、そういった方が日頃から初期症状のある方を見ていたりとか、支援につなげていったりだとか、あと、そういった初期症状のある方がみんなで集まって、コンサートとか交流会とか講座とか、つながりをもう初期の段階からつくっていこうと。もう症状が重くなってしまうとそれができないから、初期の段階からそういうのをつくっていって、重度になっていく前にそういうことをやっていきましょうという、具体的なことをやっているわけです。相談とかつなぐだけではなくて、もうアタックしているわけです。
 そこら辺に対する武蔵野市の現状の何か取組のお考えとか、今後の展望とかがあれば、教えていただければと思います。

コメント投稿

もうアカウントは持っている? ログインはこちら

登録していない? アカウント作成