
宮代一利
映像ID: 2501
1809【宮代委員】 まさに合意形成しなければいけない。私は、してほしいと願っていますけど、やはりまだ一方向に感じます。きちんと情報を見せているではないですか、報告しているではないですかと。その先に、その報告をベースにして、受け入れる住民がどういうふうにそれを受け取っているのか。それは様々あると思います。武蔵野市民の中にも、大変技術的なことにたけていて、造詣の深い方もいっぱいいらっしゃるわけで、こういった情報を見たときにすごく深く理解されて、御意見を持っている方も多数いらっしゃいます。私も何人もお目にかかって、御意見を伺ったりしたときに、例えば、こういったものが土木学会で取り扱われるような、そういう学問的にも非常に重要なものであると。ただ、学会の中でも統一的な見解が出ているわけではなくて、このやり方について賛否はあると。賛否というか、学会ですから、賛成反対ではなくて、こういう考えで全体感をこのシステムを見ているのだとか、そうではないでしょうというふうにして、いろいろな論点があった上での論文が出てきている。そういったこともあって、市民の中にはそんなことを分かっていらっしゃる方も多数いる。その方たちに向けてもきちんとアプローチもしてほしいし、そういった議論をしてほしい。どこまで双方向に情報をやり取りして、納得感を得ることができるのか。そういったことがいわゆる安全・安心の安心のほうにつながっていく。安心は心の中の問題ですから、それをどこまで積み重ねたことによって安心を得るのかというところ、そこに気持ちを向けていただけているのかどうかということをもう一度。今のところ、我々がオープンハウスに行っても、担当者が出てきて、ただ話しているだけで、例えば、こういう特別委員会で出てきている不快感というか、納得していないという部分についての言葉が届いているのかどうか全く実感できないようなところがずっと続いているわけです。なので、そのところをやはりもう一度お伝えいただいて、少なくとも武蔵野市に入ってくる前にそういったことを努力していただきたいというふうにお伝えいただきたいと思いますが、何か具体的にどういうふうにしたら伝わるのかなということのお考えがあれば教えていただきたいと思います。