1815【福田まちづくり調整担当部長】 まず最初に、個別の再発防止対策というふうな形の考え方なのですけれども、陥没事故が起きて、有識者委員会の中で再発防止対策というのが示されております。それはあくまでも有識者委員会が、こういうことをやったらいいのではないかというふうな形で、それ以降、各事業者において、その再発防止対策をベースに、シールドマシンというのはいろいろなJVがやりまして、全く同じ機械で掘っているわけではないので、それぞれ自分たちのシールドマシンに照らし合わせた自分たちなりの再発防止対策を、本線でいえば4つ、東名のほうはまだできておりませんけれども、大泉に関しては2つつくって行っているという話です。ただし、今、深田委員がおっしゃられるとおり、シールドマシンというのは何か専売特許のオンパレードで、写真撮影もそんなにさせていただけないぐらいのものなので、ちょっとおかしな表現になるのですけれども、具体的なそれぞれの再発防止対策の明確な違いというのはそういう部分だと理解しておりますので、普通の説明の中ではみんな横一線の再発防止対策というふうな形に感じざるを得ないのかなというふうに思っているところでございます。
また、地質状況につきましては、うちの場合は1か所、陥没現場と類似しているというふうな部分については追加ボーリングを行って、その結果は、説明会等を開いていただいて、調布とは地質状況が違うということを確認して、それについて説明しております。ただ、違うといっても、数値上、均等係数が5以下というのが5以上確認されたという形で、全く違うわけではなくて、類似しているという部分は一緒だと思いますので、より慎重な掘削はお願いしたいというふうに考えているところでございます。