令和5年 外環道路特別委員会

  • マッチ発言
  • 発言
  • マッチ箇所

0箇所マッチ

三島杉子
三島杉子
日本共産党武蔵野市議団現職

映像ID: 2545

1895【三島委員】  漏気を起こさせない、本当に微妙なラインの、取り込み過ぎないとか掘進するためには気泡材が必要で、でも、気泡材を使うとおそれがある部分もあるというところで本当に圧力など微妙な部分だと思いますけれども、どうぞ懸念を伝えて、引き続き確認のほうもよろしくお願いいたします。
 先ほどの答弁の中で、市のほうに、市が要請を出すことも考えていく一つの方法としてあるということで、市長名で出すこともあり得るということでお話しいただいたのはとても大事なことだと思いました。また、先ほど深田委員もおっしゃっていましたけれども、やり取りをしていただいているということで、そういう御報告もこういうときにあるととてもありがたいなということは思いました。
 ちょっとお話をさせていただく一つは、先日、調布のほうの、また2度目、陥没事故の場所を見に行ってまいりました。視察させていただきました。今はこんなセメントのタンクができています。もともと、このすぐそばに実は、写っていませんけれども、アパートがあります。また、動物病院があったり、本当にアパートのところは、すぐ近く、これは実は5本立っているのですけれども、このすぐそばに立っていて、大丈夫かしら、防音壁というのがここまで、防音壁の隙間が実は空いているのに大丈夫かしらということを思いながら見ました。地元の方は、下を押さえるところが、借りたからなのか、アンカーがきちんと打たれていないのを心配して、業者のほうに伝えている、事業者のほうに伝えているというお話も伺いました。
 すみません。後でこれは関係あるので。これが今、パイプを支えている支えをどんなふうに留めているかの写真ですが、見てお分かりになりますか。針金みたいなのが巻いてあったり、下の茶色っぽい土台は、実はこれは何も留めてないのではないかみたいな、置いてある上に支えが来ているのみたいな状況があります。地元の方はとても心配されていますし、私も見て。でも、これでもちょっと進んだのです。前は、針金、ここ、なかったよねみたいなところもあって、本当にこれで振動が起きたりしたときに、パイプの中を通していく、そのパイプを支えるものですので、すごい圧力でパイプの中をセメントが通っていくものです。こういう形で大丈夫なのかしら、地元の方が不安に思う気持ちはすごく見て分かりました。
 この上にこういうふうにパイプが、さっきの支えの上に、こんなふうにパイプが、4本が廃泥の、太めのものが廃泥を通すもので、緑色の、ちょっと細いのがセメントスラリーというものを通すパイプがこんなふうにはっています。これもよく見ていただくと、パイプを留めているのはさっきの緑の針金をグルグルと回していたり、そんなものが見えます。細い川の上を通しているのですが、その両側には民家があります。ない場所もありますけれども。これ今、地盤改良工事で、セメントを何本か今、見ました。220本突っ込むというパイプですか、管を埋めて、今、3本ぐらいやったと言ったかな。その現場です。
 実はここはもともとおうちが、前面の敷地ではないのですけれども、一番近いところにおうちが建っていました。退職金でおうちを、土地はもともとあったところに新たに住み替えるというか、建て替えて、おうちを建てて、でも、その建て替えたおうちも、16年ぐらいたっていたということなのですが、退職金、共働きして建てたおうちも、あと、子どもが生まれたときに植えた桜の木も切り倒さなくてはいけない、もう壊さなくてはいけない、そういう状況だったのです。伺ったときにその写真も見せて、ここ、実は私のうちだったのですと。お話を伺いました。
 これは向かい側で、今建てているところを囲っているところということです。中にはこういうパイプが埋め込まれて、セメントが入れられていく、セメントスラグが入れられていくということです。まちの中は、先ほどおうちがあったところですと言いましたが、ほかの部分も家屋の解体工事が進んでいまして、今こんな貼り紙がされて、囲いをされているところがあちこちにあります。あちこちといっても、限られていますが、ここはもう買取りの対象になるとなった家と30センチの差で、新聞にもありましたけれども、30センチの差で買取りの対象にはならない。でも、あなたのところは危険だから、差止めの対象にはなります。ごめんなさい。シールドマシンを止める、その被害の訴えは受けますという状況になっている方もいます。御自分のうちの周りがこんなふうに動いていって、なくなってしまっている。今度、本当によその市のお宅のところの写真を見せるのは本当に申し訳ない気も、逆に心苦しい気もするのですが、でも、知らなくてはいけないと思って、見させていただいています。まだ囲いは完全にできていませんが、次は、あのおうちが、アパートなのですけど、アパートがあるおうちですが、解体になるのです、さっきのこういう状態になる前のお宅も案内をしていただきました。
 今お見せしたのですけれども、そんなふうな工事のことをいろいろ知っていく、危険性がないか。安全に考慮するように話をしていくこと、もちろん大切です。ただ、今、私たちの市に本当に入ってくるとなったときに、補償も含めてしっかりやっていただけるのか。そこまできちんと確認できて、安全・安心ということが私は言えると思っています。今の前回の委員会のときに、たしかまだ調布の上のところはなかなか見に行くのも厳しい状況もあるようなので、市のほうで見にいかれていないとお伺いしたかもしれませんけれども、本当に補償も含めて、万が一の事故、絶対ないことをもちろん願いますし、私は本当はこの工事が入ってこないということを望んでいますけれども、でも、入ってくるとなったときには、市民の安全・安心のためには、補償もどれだけしっかりやっていけるのか。そこの確認もできて、初めて安全・安心ということが言えると思います。そこも信頼できるのだ、何かあったときに本当に大丈夫なのだ。大丈夫とは言いませんけれども、でも、しっかり対応してくれる、誠意を持って対応してくれるのだ、そこが分かって、初めて言えることだと思います。
 ただ、今、本当にお話を聞くと、30センチの差で補償ができていない。家屋の壊れている対象も、この道、1本を隔てたら一切対象にはなりません。もちろんどこかで範囲は決めるのかもしれませんが、本当にそこで決めていいのか。また、振動や体感的な被害のところをお伝えしても、なかなか分かってもらえない。そういうお話も伺っています。なので、事故後での調布での事業者の対応ですけれども、市のほうでは信頼に値する対応だと考えていますか。見解を伺います。

コメント投稿

もうアカウントは持っている? ログインはこちら

登録していない? アカウント作成