2204【高橋まちづくり推進課長】 まず、1点目の官民の連携の部分でございます。沿道のまち並み誘導ですとか、低利用時のまちづくりということを考えたときに、どうしても公共側の努力ですとか考え方だけでは、そういったことが成り立っていかないというところがございます。
そういった意味で民有地の利活用については、下に沿道のまち並み誘導のイメージとちょっと絵のほうでも描かせていただいていますけれども、歩行空間ですとか、あとは宅地の間に中間領域的な空間を創出するですとか、そういった民地側と公共側の考え方ですとか、もしくはアドバイザーの先生からも御意見をいただいていますが、建て替えに当たってのルールづくりというのが事前にないと、なかなかそういったところは連続していかないというような意見もございますので、そういった意味も含めた官民連携で、そういった空間を生み出していくことが大事だという意味合いでございます。
あと、学校等の公共施設に対する負担という部分に当たっては、民間の開発があった場合に、どういった建物でどういった利用のされ方がなされるかというのがなかなか見えないところもございまして、例えばそういった住宅系のものが多く入ると、買われた年齢層によっては、一時的にお子さんが増えて、学校の教室が必要になるとかといったことがあり得る場合もございますので、そういった趣旨の御発言だったかと記憶してございます。