2472【中迫吉祥寺まちづくり事務所長】 多分2つ質問があって、まず、除却をしてから、建物は先に市で除却をして、その後、土地だけ売買するべき、それが基本ではないかという考え方についてでございますけれども、土地に建物が存在する場合に市有地を売却等するときの基本的な考え方として、委員おっしゃるとおり、建物を解体した後に土地のみを売り払う場合と、あと、今回のように建物つきの土地として売り払う場合という2種類があるというふうに市では整理しています。その建物を先に市が解体して土地のみを売り払う場合は、基本的に建物そのものが危険度が高くて、もう長年空き家になっていて倒壊しそうだとか、そういったものの場合は、市が早急に解体をした上で、土地だけを売ると。一方、その建物の危険度が低い場合には、そういった建物の解体等を市がやると、時間もかかったり、いろいろ予算もかかりますので、そこは事業者さんのほうで壊してもらうという条件で土地を売っているという、その2パターンがあって、今回の場合は、その2つ目のパターンの土地を建物つきで売る、そういう選択を市はしたというのが1つでございます。
では、解体費用の考え方なのでございますけれども、それは、市で4社なり3社なり見積りを取って、市で解体費を決めて、その価格を入れて交渉するというやり方もございますし、今回のように、相手様2社、我々2社で取って平均してやる考え方もございますので、それは一概にどちらが正しいか、どちらが間違っているかという内容では私はないと思っています。今回について言えば、相手方も決まっているものでございますので、より公平性というか、お互いに合意形成できるように、2社ずつ取って、その平均、真ん中ですけれども、その平均の価格を基本に、相手と建物つきの土地の売買の交渉をしたというようなことでございます。