107【吉村子ども子育て支援課長】 子どもの権利条約が採択され、基本法もやっとできまして、都でも基本条例をつくっている中で、市がつくる必要があるのかないのかというと、11月の文教委員会でも様々御説明させていただいたとおり、我々様々なところから考えて、必要があると思って、今提案しております。これを必要ないと思って、議会の皆様が否決するのかどうかというところであると思うのですが、まさに本当に、言葉の定義、「市」というところに議会も入れているのは、そうやってみんなでこの条例が必要だということでやっていきたいというところで入れていると思っております。実際に侵害が起きているからつくるのかつくらないのかというところもあると思うのですけれども、もちろん子どもたちのアンケートを取ったときに、相談する場所が欲しいとか、居場所が欲しいとか、いじめがちょっとあるとか、そういう声も聞いて、だから必要、だからつくるとかでは──でもあるかもしれないですけれども、やはりこういう条例を武蔵野市として、どうやって子どもたちを守っていくのかというと、市も保護者も市民もみんなで役割を担って、子どもに優しいまちをつくっていくというところを目指していますと条例の中でうたっていくことが必要だと思って書いております。