
道場ひでのり
映像ID: 2421
333【道場委員】 まずは、この今日上がってきた議案に、長く行政の方々が一生懸命つくられてきたことに感謝を申し上げます。令和4年、去年の5月の中間報告、そして検討委員会の報告書、11月に上がってきた素案、そして文教委員会も11月にありました。それからこれが上がってきたのですが、反映できたところ、反映できなかったところ、本当にいろいろありますが、大変尽力してくださったことに感謝申し上げます。
まず、はっきりと申し上げておかなければいけません。会派ではまだ異論が出ております。合意形成はされておりませんので、今日私が今言うことは、文教委員会の委員、道場ひでのりとしての意見になります。
まずははっきりと申し上げますが、修正案に賛成、原案にも賛成です。その中で、今回質疑の中でも言いましたが、やはりちょっとしつらえが弱いのではないかと。いろいろな耐久性とかにも耐えられるのかということもあったのですが、今回の場合、特殊事情として、継続すること自身が廃案、要するにバツとなる特殊事情です。
ということは、ここは提出時期とかというのはやはり考えていただきたかった。その辺はやはりそういう政略的なことがあったのかなということで、ちょっと理解に苦しむところです。まさに今日みたいな議論を尽くしていけば、もっといいものができたのではないかと。例えば、1回、2回継続しながらいろいろな意見を出していくと、もっといいものができたのではないかということは、やはり正直に感じたところです。
ただ先ほども言いましたとおり、非常に問題となった「休む」の表現をしっかりと「休息」に変えていただいたことや、日本国憲法の話。当然条約の話もそうでした。それから関係法案とも一切そういうそごが発生しないということで、文章として「関連する法令などに基づいて」というのも入れていただいている。この辺は非常にありがたいことだと思っておりました。
修正案にもありましたが、父母や家族の重要性に関しては、私は賛成しているわけですから、当然それはこだわっているところでございます。
あとは指摘させていただいたのは、施行までの期間が非常に短い。これが最終的に本会議で通れば、2週間ほどでいろいろな作業が出てくるだろうと思われます。それから学校現場の混乱は絶対に避けていただきたい。勘違いしたり、解釈を間違えたり、そういうようなことがないように、これはもう厳にやっていただきたい。これはもう痛切に思います。
そして成立した場合、助けを求めてくる方がいらっしゃると思います。そういうときにはしっかりと実行してください。これを私は見ていますから。万が一不作為というか、せっかくつくった条例になっても、運用されないのだったら、私はそれをしっかり見ていきますので、そこはしっかりと御覚悟をお決めください。
以上です。