754【高丸統括指導主事】 ありがとうございます。リアルなリスクを教えていくというところかと思うのですけれども、そこのところはこちらのほうにも、保護者の方からの御相談ということはよく届いております。また、学校のほうでもしっかりと考えていかなくてはならないというふうにやっていただいているところでございます。具体的な話でいきますと、セーフティ教室といいまして、各学年の中で、いろいろな企業であるとか警察の方に来ていただいて、どういったリスクがあるのかということについて話をしていただく、また、考えていくというところについての指導をしているところではございます。
ただ、今までは、笹岡委員がおっしゃるように、これは危険だよ、これは駄目だよという、本当にやっては駄目、禁止というところだけで終わっていたというところが情報モラルとしてあったと思います。もちろんその指導は大事なのですけれども、そこから先、では、どう使っていけばいいのか、我々はどういうふうにこれをよりクリエーティブに使っていかなくてはいけないのかというところが、今、本市で、ここで書かせていただいていますデジタル・シティズンシップ教育というところにつながっていくところだと思っています。
ただ、これはまだまだ実践事例が必要になっているところでもございますし、保護者の方にも一緒に考えていただきたいというふうに、我々としても考えているところでございまして、道徳授業地区公開講座、そこでも事例を書かせていただきましたけれども、では、一緒にどういうふうなことが学校でできて、家庭ではどういったことが指導が必要なのか、教育が必要なのでしょうかということを一緒に考えると、そういったことも進めているところでございます。そういったところで進めていって、子どもたちに、自分たちでどう使っていくかということを主体的に考えられるようにするというところをこれから大事にしていきたいと考えているところでございます。
以上です。