
本多夏帆
映像ID: 2496
812【本多委員】 ありがとうございます。感染症のところはもう、いつまでたってもなくなるものではない。無菌状態で育てろとかそういうことを言っているわけではないので、適宜きちんと対応して、やはり重症になるようなことがないようにやっていかないといけないのかな、気をつけていかないといけないのかなというふうに考えておりますので、引き続きお願いしたいと思います。
多様なニーズ、新たなニーズという、そのニーズというところについては、今までもそうでしたけど、まずはきちんと安全な場所に預かっていただけるということが大前提だというところで、時間の延長だとか一時保育だとかが拡大していく、そこに応えられるということは、非常にいいことだというふうに思っています。
その上で、恐らく量的な部分が満たされていったときに、次は質でしょうという話になるというふうには考えていて、その質という観点でニーズというところは、どういった議論がなされているかというか、今までやはり枠組みとしてどうしても、時間の延長とか、柔軟に預かっていただけるとか、そういったところをまずはということで、皆さんが力を合わせて取り組んでこられたと思っているのですけれども、その質というところで、新しいニーズとか多様なニーズをどのように考えられているかとか、そういった議論をどういった場でされるのかということについて教えていただきたいと思います。
あとは人材の定着というところで、本当に難しいのはもう重々承知でというか、それはやはり肌で感じているものなので、人がそこで働き続けるということ、かつ前向きに、そしてもっといろいろなことにチャレンジしていこうという気持ちでそこで働いていくということは、本当に難しいことだというふうに思っています。
その上で研修をやられているということはとてもいいことだとは思うのですけれども、恐らくその意義を感じられても、やりがいを感じられても、それだけではやはり人は働けない、働き続けることはできないと思っていて、その意味で、例えば働きやすさだとか、そういった意味での働き方改革だったり、あとは組織を形づくっていく、その人材をどういうふうに活用して生かしていくのかというところで言えば、管理職に対しての研修だとかそういった部分。その働き方改革の中に、そういう働きやすさ、ここで働いていていいのだ、働いていきたいというふうに思えるようなことを、複合的にやっていかないといけないと考えているのですけれども、その働き方改革という観点で、取組としてはどうなっているか。
あとは、最近これはニュースでもよく言われますけど、ハラスメントについての部分というのはどうなっているのか。かつこれは、先生同士の部分という、会社として組織としてのハラスメントというところもありますけれども、今、子どもたちに対しての虐待だとか、あとは性暴力とか、そういったところも、もう連日のように報道が出るような状況だというふうに考えていて、これも本当にいつどこで急に起きるか、起きてからでは遅いということだと考えています。今回ヒアリングの中では、そういうトラブルだとかといったところについては一応見受けてはいないのですけれども、そういったお話はされたのかについて、お話を伺わせてください。