960【吉田子ども育成課長】 今、委員から、東京都のスキームがかなり荒削りなものではないかという御指摘をいただいているところでございます。確かに、東京都に確認いたしましても、細かいところまで規定しているものではないというふうに我々としても認識してございますが、逆に申し上げますと、施設の実態に合わせて柔軟に対応できる事業だとも考えておりますので、施設の状況を踏まえて施設と協議しながら、適切な実施形態というのを考えていきたいと思ってございます。
2点目の要支援児の受入れでございますが、今回の多様な他者との関わりの機会の創出事業というのは、ふだん通っている園児以外の児童の保育を行うということになりますので、施設にとっては、ふだん通っている園児以上に保育が非常に難しい、週に1回だとかいうことになりますと、その園児さんの状況を把握するのも非常に難しいということがありますので、当初、様々な課題ですとか、園にとっては戸惑いも発生することが予想されます。その意味で、当初は、まず基本的な部分から着手いたしまして、そこで実績を積んだ上で、事業の安定性を確保した上で、要支援児の対応についても必要性を検討したいと考えてございます。