
山本ひとみ
映像ID: 2615
1512【山本委員】 大綱に関する考え方ということは分かりました。基本的な理念に関しては4年間変わらない。あと、重点的な取組は毎年変わっていく。私としては、毎年変わるものに関しても、もう決まっていることとそうではないことが下線を引いた部分でも一緒にあるかなというふうに、そういう考えを持っていますので、これは行政報告ですので、お伝えしておきたいと思います。
あと、私として、これは言っておきたいと思っていることは、不登校の方に対する社会的な自立というところなのですけど、これは意見募集の3ページ目にも真ん中辺りにありまして、子どもの居場所の確保のところの一番最後に、「不登校児童生徒の社会的自立を目指し、安心して過ごせる居場所や多様な学びの場の整備を推進する」。安心して過ごせる居場所、これは学校の中であったり、フリースクールであったり、あるいは家庭かもしれない。いろいろな場が居場所としてあると思いますから、安心できる居場所は大事だと思いますから、ここは賛成です。多様な学びの場というのも賛成です。しかし、社会的な自立というか、これはやはり人によって、何を社会的自立と言うかは違うと思うのです。この前の一般質問でも、それは移動支援のことなのだけれども、知的障害のある特別支援級に通う中学生の通学手段に関して教育長に質問して御答弁をいただいて、社会的自立というのは一様ではないのではないか、いろいろな考え方があって、何を社会的に自立と言うかは違うということをお伝えしたわけでございます。なので、これでちょっとがっかりする人とか、何が自立かよく分からないと思う当事者やその保護者もいるように私は思うので、あまりこういうようなことを書くということは、私は賛成ではない。この点についてはいかがお考えでしょうか。