
深田貴美子
映像ID: 2480
8400【深田委員】 法令その他に合っていないよということがあってはならないので、基本計画の中に反映できるようにとおっしゃっていますけど、私どもが頂いているこの武蔵野公会堂改修等基本計画、そして市民の皆様にお示ししたものは、それは案だったわけです、この計画の(案)がついている。それはパブリックコメントを取っているわけではないですか。その中で示されているこの絵図面からすると、どう考えたって、あの駐車場にこれだけの建物を新築するに当たり、駐車場の面積が小さくなることは、もうこれは明らかではないですか。しかも、安全条例上、面する接道にダイレクトに車を出してはいけないわけですから。いけないのですよね。出入りがきちんと中を通って外側に出る。複数台止まるときに全てが面して出てはいけないはずです。だから私はそこを確認しているのですかとお伺いしているのです。それは、これは東京都の条例ですから、読替えとか手心というのはないわけですから、大前提が崩れます。なので、あの絵図面からすると、ちょっとあの駐車場のしつらえは難しくないですか、大丈夫ですかという質問をしている。これは意地悪で言っているのではないのです。(発言する者あり)そうすると、その4つの提案が前提からまた崩れるような話になり、また一から考え直すというようなことになりかねないわけですから、その辺をなぜもう少しきちんとこの基本計画の中に書き込むという努力をなさらなかったのかということを私はお尋ねしました。もう書いていないのですからしようがないです。
その上で、私が一般質問で申し上げたのは、うちは特定行政庁として建築主事を置いているわけですから、公共施設の、公共建物の施主というのは松下市長になるわけです。その責任者が計画通知という手続をして、そして構造計算書が必須になる、こういう段取りになるわけですから、より綿密な積算の根拠と情報の開示が問われるわけです。市民の皆さんが知る権利というのがあるわけです、公共施設なのですから。そういう角度で私は一般質問をしていました。ほとんど御答弁がなかったのです。今同じ質問をしても同じことですし、今お話を伺わせていただく中でも、同じような答弁しか返ってきませんので、大変残念に思っているのですけれども。
ただ、1つだけ心配なのは、結局プロポーザルをかけて、選定して事業者さんにお尋ねをする、設計していただく。だけれども、この改善案の中のどれかになるとは限らないという御答弁の趣旨と理解しましたが、よろしいでしょうか。というのは、確かにそのようなことがここに書いてあるのです。まさにこれは、既存建物を活用した複数の選択肢が想定されるため、基本計画の段階では改修の詳細な範囲は限定せず、設計提案により判断される。だから全く違うプランになる可能性があるという。それはもう御専門だから、その可能性はあるということを踏んでここに書いていらっしゃるのだと思うのですけど、全く違うものになった場合、私たちはどうしたらいいのですか。私たちは、このプランを今了解しているのですよね。この付帯条項みたいなものをつけられたものを了解して、全く違うもの、そして全く違う金額のものが出てくる可能性があるということを含んだ計画を了解しているということでよろしいのですか。それは市民の皆さんも同じということですか、パブコメを取った以上。