
深田貴美子
映像ID: 2482
8572【深田委員】 では次に伺います。これは今質問にお答えいただいた前提の中で、もう一つの2月にお示しいただいていたようですね、「吉祥寺駅南口交通環境基本方針の策定に向けた考え方」、これは私は見事だと思っています。すなわちこれは、これまでいろいろなデータがある中で、これだけの形に、行政報告をこれはしたのですか──したのですね──行政報告していないのね。していないのだったらそれは残念だわ。行政報告しましょう、こういうことこそ。これは、ずっと知っている人は知っている、知らない人は知らない、市役所の中だけではずっと持っていたことが初めて紙になったのです。だから、これは確かにおつくりいただいてよかったと思っています。ただ、市民の方々は、これが出て、ではどうするのなのです。それはもう分かっていらっしゃるでしょう、お2人とも。
例えば、1日バスが何台パークロードに入ってきているのか。そして乗降客は何人なのか。バス停を移すというプランがこの中でほわっと出ているのですけど、移す先はどこなのか。降りてくる方はどういう動線で駅へ突入してくるのか。駅頭をやっていますと、すごい勢いで駅に入っていくのです、皆さん、1分1秒を争っていますから。今、パークロードを入ってきて目の前に止まります。だから、すぐに入れるわけです。その突撃力たるやすごいものです。それは駅頭をやっているとすぐ分かるのです。それが、バス停が遠くなって、どういう動線で駅に入っていらっしゃるのか、そういうことをもう市民の方は心配するわけです。そもそも今、井ノ頭通りに9つバス停があるわけです。今度交通広場を造って3台は解消すると。ですけど、では残りの6台はバス停はどこに着くの。その具体的な話をもう市民の皆さんは待っているわけです。
それによって、では、南口はどういう広場が必要で、どういう動線になるから、平常時にはどういうまちづくりになって、災害時にはどういうふうに安全が保てるのか、そういうお話をもう聞きたいのです。だから最初に、データはどうなのですかと伺ったのですが、今申し上げた具体の吉祥寺大通りに移設するかもしれない、可能性のあるバス停とか、それから赤くほわっと示されている公会堂エリア、もしくはドン・キホーテ辺り、それから、多分あり得ないあの中州の中のエリア、どういうふうに具体に考えていらっしゃるのか、お答えいただけるのであれば教えていただけますか。