
与座武
映像ID: 2494
8908【与座委員】 平和懇との関係、これを深掘りしていくと平和懇の話になっていってしまうのでやめますけれども、MIAが立ち上がったときは、平和懇の答申──そういう言い方でいいのか──が基になったとか、積極的な青少年の国際交流の原点になったということは理解していますので、ぜひこれからの時代に向けて、その辺のMIAとの関係を模索して、具体的な対応をしていっていただければなと。その具体的な対応をしてもらいたいのだけれども、組織的になかなか情報が伝わらないということは現実としてそうなのだろうし、この間、予算委員会のときも言ったのだけれども、ここにも書いてあるのだけど、外国籍市民意識調査で、特に困っていないという回答が多かったのを見ていますので。
ただそうはいっても、例えばコロナ禍のときのワクチン接種の情報だとか、災害時の避難の情報だとか、ふだんは別に困っていないというのだけど、いざというとき、非常時に情報が伝わらないということはないようにこれはちょっと。では具体的に何をどうできるのだということは、ちょっと今私も言えないのだけど、そういうことも視野に入れて。何でもないときはいいのです。できる人は自分で全部やってしまいますから。そうではなくて、非常時にきちんとした情報、パブリックな情報が伝えられるようなことを検討していただければなと思います。これはお願いです。
それから交流センターです。5ページ。今後の指導監督の方針についてのところで、改めてアンテナショップのコンセプトを広く周知する必要があると書いています。最初、麦わら帽子ができたときは、どっちかというとアンテナショップ的な、友好都市の各自治体を御紹介するということで、あまり営利、収益ということは主目的にしていなかったのです。
でもそうはいったって、きちんと収益にも目を配ってやらなくてはいけないのだということで、いろいろアイデアを出したのだけど、ここに来て、収益だけでなくて、改めてアンテナショップのコンセプトを広く周知して、何か原点に返っていこうとしているのかなというふうに、これは読み取れる。今までとちょっとここの部分が違うので。この辺について、内部でどういうような議論をされてこういう表現が出てきているのかということを、お知らせ願いたいと思います。
あわせて6ページ。これは主な質問と回答の中段のところに、平成30年以前の赤字と今回の赤字の状況に違いはあるのですかと質問されている。これに対する回答で、友好都市から補助金を求めてとか書いてあるのだけど、これは質問にきちんと答えていないような気がするのです。赤字の状況に違いがあるのか。あります、ありませんとかと書くならいいけど。ちょっとこの質問の趣旨もよく分からないし。この辺はどういう意図でもってこういう質問をしているのか、なぜこういう質問をしたのかということをお知らせ願いたいと思います。
それで、先にもう一個言ってしまいます。最後の市民防災協会についてです。8ページです。主な質問と回答のところです。防災協会の在り方検討について、具体的にどんな課題があるのですかと質問しようと思ったのですけど、次の質問を読むと、防災推進員の資質向上。では具体的に何か。指導的な役割を担える人材を増やしていきたいと答えている。ということは逆に言うと、防災協会の在り方懇談会の核心的な課題というのは、防災推進員の質的向上、地域に出ていって指導的な役割を担える人材が増えていないから、増やすためにはどうしたらよいか。ここが防災協会が抱える問題の核心だと、こういうふうに理解をしてよろしいのでしょうか。ちょっとそこまで聞かせてください。