8909【吉崎産業振興課長】 武蔵野交流センターについて、2点御質問いただきました。
まず、1点目のアンテナショップのコンセプトは原点に返るという理解でいいのかという御質問ですが、我々もそのような同じ理解をしております。やはりアンテナショップにつきましては、そもそも友好都市、あるいは武蔵野市の魅力、特産品などをPRするというのが主目的であって、利益追求は主目的ではないと、原点に立ち返りたいというふうに思ってございます。
といいますのも、やはりここ数年間、アンテナショップの経営はかなり苦しい状況ではありましたが、その中でいろいろな経営改善を取り組んできました。適正な仕入れの実施であるとか、適正在庫の実施であるとか、それから販売費、一般管理費の圧縮など、いろいろ経費削減なども努めてきたところであります。それらで一定成果は出てきております。数字上の成果が出ております。
しかしながら、やはりなかなか大きな利益を生み出すというところにまでは至っていないのが現状です。この状況を見ると、そもそもアンテナショップというものが、利益を生むショップというものではなくて、やはり友好都市、魅力の発信、特産品のPRというものが主目的であるべきだろうというふうに考えたところでございます。
続きまして、2点目の質問です。こちらの主な質問と回答の中での、平成30年以前の赤字と今回の赤字の状況の違いについてというところのやり取りなのですけれども、こちらとしては、平成30年以前に大きな赤字を出して、非常に経営が危機的な状況にあった、そのときと、今回久しぶりに赤字決算となりましたが、そのときの危機的な状況との差はあるのかという質問の趣旨だったというふうに捉えております。
その中で、かつての危機的な状況に比べれば、まだ今回の赤字というのは、そこまでは至っていないというふうには思っております。ただ、引き続き予断を許さない状況であるということで、アンテナショップの現金の確認なども通して毎月監督していると、そういう回答をしたものでございます。
以上です。