8942【横瀬防災課長】 まず、国分寺の市民防災まちづくり学校のことを御案内いただきました。大体1,450名の方が受講されて、650名の方が防災推進員として活躍されているということで、実は市の職員も、この前視察に行ってまいりました。やはり国分寺は、元来から自治会の力がしっかりしておりまして、全市的な町内会、自治会があるところでございます。避難所の体制は、初動要員が5名いらっしゃって、武蔵野市みたいに避難所運営組織というのはないのです。ですので、初動要員が参集したら、その防災推進員の方と協力してなのですが、避難してきた方と、そこから、ではどうしましょうということで命令してやる、そういった想定になってございます。
一方武蔵野市は、13の避難所運営組織があって、20の避難所を統括して運営していくのですけれども、その避難所運営組織の方々と、各校7名います市の初動要員、そしてなかなか課題があると言われていますが、防災推進員の方等も参加して行うということで、ちょっとつくりが、国分寺と今状況も違うところで、進めてきた防災政策も違うものですから、なかなか国分寺のようにすぐやるというようなことは、現状では難しいのかなというふうには思ってございます。
先ほどの深田委員のお話の中でも、中には防災会のリーダーを担っている方もいらっしゃって、それが機能していればいいというお話もありました。まさに、今在り方の検討している最中で、2年に1回、防災推進員の方は改選があるのですけれども、次の改選が来年の10月になるのですが、その中でしっかり在り方を検討して、防災推進員に必要な能力、例えば防災士の資格を必ず取るというふうに要件づけるとかいったことで、本当にそういったものを担えるのか、能力的な向上を担保するということも考えながら、今進めているところですので、まずはちょっとその在り方の検討を見守っていただいて、前に進めるようにこちらのほうも進めておりますので、ぜひ注視していただければと思います。