9229【稲葉防災安全部長】 消防団の詰所の課題につきましては、従来から、第3分団、第4分団、そして今議論している第2分団がございます。第4分団につきましては、令和2年の2月に新しい詰所を建てることができました。隣地の土地を購入しまして、延べ床が十分な、140ぐらいだと思うのですけれども、そういうような詰所を建てたところでございます。第2分団だけではないのですけれども、吉祥寺全体のエリアの状況ですが、今日、事務報告書をお持ちであればなのですけど、181ページのところに町別の火災件数を記載しております。13町の火災の状況。昨年度は52件火災があったのですが、そのうち、南町が12件、本町が13件、合わせて25件となりまして、率で言うと48.1%。昨年度は焼失面積が173平米だったのですが、そのうち、170平米が南町と本町という形で、非常にこちらのエリアが多いという形でございます。私も令和に入ってからの4年間の平均を調べましたけれども、火災の発生件数が172件のうち、91件が本町と南町ということで52%、焼失面積につきましても、892平米のうち467平米ということで、こちらも52.4%という形でございます。第2分団の詰所の場所が、今御説明した非常に火災が多い南町、本町エリアの中心部にある詰所というところを考えますと、狭小の車庫を利用している、消防活動に一定支障があると私どもは考えています。この詰所の建て替えについてはやはり一定程度優先的に行うべきだと思っております。また、13者にヒアリングをしまして、技術者が4月以降であればある程度見通しが立てられるのではないかという助言を受けまして、次の入札の不調をなるべく避けるためにも今回このような形でお願いをしているところでございます。今後も様々な見通しが分からない中で、場合によってはより厳しい入札の状況も考えられますので、今、もう一度立ち止まるという御意見をいただきましたけれども、私どもの、入札不調から今日までの様々な関係者のヒアリング等、庁内で検討した中では、今のこちらの補正の予算で進めさせていただくことがベターだと考えているところでございます。