令和5年 総務委員会

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大野あつ子
大野あつ子
市議会公明党現職

映像ID: 2575

9385【大野委員】  分かりました。ありがとうございます。そうすると、言いたいことを何でも言っていいのですねというふうに受け取りましたが、今回、陳情もずっと上がっているわけですけれども、一番最初の6月でしたか、この懇談会を設置しますという報告があったときにも少し申し上げさせていただいたかと思うのですけれども、私も毎回傍聴しておりまして、やはり非常に学術的に高いレベルの議論がされていて、難しいけれども興味深い内容で、ああ、住民投票というのはそういうこともこういうことも考えられるのだなというのがよく分かる内容ではあると思います。ただ、もう一つ、今、陳情者のほうから、最初の条例案が上がったときに大変な騒ぎがあったというようなこともございましたけれども、その騒ぎになって、市民の皆様が訴えたかったことというのが何なのかという部分は、1つ解決しておかなければ、次に理論武装というか理論的に、では、前の住民投票の条例案が理論的に間違っていたから反対したということでは私はないと思うのです。非常にあれはあれで考えられた案だったと思っています。ただ、気持ちの部分で市民の共感が得られなかったのではないか。私が否決のほうに手を挙げたというのも、市民の皆様が、そうだ、住民投票制度を条例化しようという気持ちで一致していなかった、ちょっと待ってくださいという気持ちがたくさん市民の方から聞こえてきたことによって、私は否決のほうに手を挙げました。そういう市民の皆さんからのベースに、今何でこの有識者懇談会を立ち上げているかというと、否決になって、ではどうしますかというところで立ち上げているのだと思うのですけれども、その部分を解決していかなければならないのではないかなというところは1つ思っているところです。
 本当にもう難しいので、傍聴もして、会議録も読んで、それで分かったような分からないような形なのですけれども、1つは、目的の部分で非常に重要だと思っているのが、第2回目の会議録の13ページのところに、A委員から、よい住民投票制度ならあったほうがいいと思うのですよねというふうに言われて、問題は、どういうふうな制度にすればいいのかというところになりますよねと。そこのところの議論はもうちょっとしておいたほうがいいのかなという気がするのですよねというふうに、この第2回のところでは目的のところをおっしゃっていて、非常に専門性の高い議論なので、いろいろな引き出しが出てきて、そのまま多分目的については、そこが深まらないでこの回は終わっている感じがするのですけれども、一番最初の部分の目的、この住民投票制度を設置して、市民自治を補完していく、深めていく、拡大していくために何が必要かという部分について、もっと深く議論しなくてはいけないのではないかなというふうに思っているところなのですが、その辺についていかがでしょうか。

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