9386【渡邉行政経営・自治推進担当課長】 大きく分けて2点だったかなと思います。
まず、前段の部分でございますけども、反対の理由もおっしゃっていただきましたけども、すごく共感できる部分がございます。今回の有識者懇談会でやっていただいていることは、何か市の考えについて理論武装していこうというよりは、令和3年度の条例案がありましたけども、これから市民の方としっかりと時間をかけて議論していくに当たっては、それなりに選択肢も広げて、言わばウイングを広げてやっていかなければいけないのだろうと。そこについて、専門家の御意見もいただきながらやっているところでございます。ですので、何か収束させるというよりは、むしろあえて言うならば、土俵を拡張させていくような、いろいろな市民の方の御意見を踏まえてできるようにということでやっているところでございますので、何か1案について理論武装をしていこうという趣旨は全くございません。
そして、後段の部分でございますけども、第2回の御案内をいただきました。私もその発言はずっと頭に残っておりまして、第3回、それから次回もそうだと思いますけども、よく住民投票制度を設ければ市民自治が推進されると、非常に抽象的に申し上げていましたけども、それが武蔵野市の政策プロセスにおいてどういうふうにかみ合っていくかというのをしっかりと深掘りしていかなければいけないのだろうと。第3回でも、この住民投票制度が政策プロセスのどこで行われるかによって、性格も変わってくるだろうという御指摘もいただいております、それは対象事項との絡みではございましたけども。ですので、その目的論というのは、今後の各論を議論をしながらもさらに深めていきたいなと考えております。
最後には、もう一度この目的論のところに戻っていきまして、武蔵野市の政策プロセスにとって住民投票制度というものがどういうふうに機能していくのか、機能しているのかというのを、もう一度先生方とも議論をしていきたいなと思います。そういった形で、目的の話もしっかりと深めていく予定でございます。