令和5年 総務委員会

  • マッチ発言
  • 発言
  • マッチ箇所

0箇所マッチ

9419【渡邉行政経営・自治推進担当課長】  熟議民主主義がどういうふうに使われているのかということでございますが、この言葉も、かなり日本に入ってきてからそれなりに歴史を経ているワードだと思います。当初は参加民主主義と対比させる形で入ってきた言葉でございますけども、この間、日本に限らず世界的にもいろいろな実践が積み重ねられておりまして、先般もOECDのほうでそれらをまとめたレポートが出たところでございます。それらを読むと、自分の意見を主張していく、プラス、相手方の意見、異なる意見のよって立つ部分も理解した上で、それを理解した上で、自分の意見についてさらに振り返っていく。熟議と熟慮とを分けて議論される部分がございますけども、異なる意見のよって立つ部分も含めて理解した上で、さらに自分の考えを深めていくというのが熟議熟慮という言葉であり、熟議民主主義論で大切にされている部分なのだろうと思います。そのきっかけとしましては、個人の考えだけではなくて、様々な人と意見交換をしていくというのがベースにある、そのうちの一つの手法として、例えばくじ引民主主義と呼ばれたりしますけども、ミニ・パブリックス的な手法も取り入れられている、そういうふうに理解しております。
 以上でございます。

コメント投稿

もうアカウントは持っている? ログインはこちら

登録していない? アカウント作成