
深田貴美子
映像ID: 2575
9420【深田委員】 ありがとうございます。そういった言葉の定義とかも、一般市民の皆さんに分かりやすくきちんとお伝えできる議論でないといけないと思うのです。熟議とか協議という言葉は、漢字で読むと、何かいいことにしか見えないです。ですけど、それがよって立つどういう思想の下で、どういうふうに市民の皆さんの市民観を育成し、住民自治の拡大に寄与していくのかという効果の部分も併せてきちんとお話をしていただくということが、この懇談会の中でも求められることではないのかと思っています。すなわち、懇談会を開いて先生方の御意見を拝聴するだけではなくて、そこからさらに、聴いている住民や市民が、要は学びを広げていくというチャンスにしていかないといけないと思うのです。ですので、その辺りも先生方とぜひ打合せをした上で、明確に、分かりやすい懇談会の内容にしていただきたいと思います。
いずれにしましても、この議論の中で、議会が権限を全く放棄してしまうということではないのだろうと思いますと。議会の意思よりも上にあるとは言えないと思いますと。こういった言葉を強く委員長が発信をしていらっしゃる部分は、しっかりと受け止めていかなければ私ども議会もいけないのではないかと。その上で、生駒市さんの視察について参考にさせていただく。生駒市さんにその後、当時の議案を審議された議員さんにヒアリングをしましたところ、生駒市さんの条例は、やはり最終的には議会が決める立てつけになっており、それを越えてしまったら憲法違反、地方自治法違反になりますからねということで、伝家の宝刀という言葉が武蔵野市さんの中にあるのは非常に驚いたというコメントをいただいています。
以上ですので、ぜひとも御検討いただき、先生方とよく打合せをしていただき、今回の陳情の趣旨をぜひともお伝えいただきたいと思います。