
山本ひとみ
無所属むさしの現職
2069【山本委員】 それでは、ただいま議題となっております陳情に関しまして、不採択、採択はできないという立場で、簡単に討論をさせていただきます。
この陳情に関しては、要するに、議員に問責決議を求める内容となっております。私は、この問責決議というのは議会の中で議会の自治の一環としてよく考えて出すものであるし、しかも、この内容が問責決議に当たるというふうには考えておりません。ですので、もともと求めていることに関して、これはちょっと違うというふうに考えておりますので、まずそれを反対の理由としたいと思います。
自治というのは大変重いものでして、どのような議員にどういう処分が必要かということに関しては、議会内の自治の機能を大いに発揮して、慎重に検討すべき内容であるというふうに理解をしております。その上で、今回、陳情でございますので、陳情ということについても今日はいろいろな議論になりました。武蔵野市では陳情も請願も同じ扱いをしていて、陳述したいというふうに思えば10分の範囲でお話ができるという、これは大変優れたことであります。ですので、陳情というのは、市民自治にのっとって、市政に参加をする一つの重要な権利の在り方として、これからも武蔵野市議会として重視していきたいという考えをここで表明したいと思います。議員の様々な発言に関しては、議員がいろいろな方面で自分で研さんを重ねて、内容や影響を考えるべきことであるということも併せて申し上げておきたいと思います。
以上のような趣旨で、今回の桜井夏来議員に問責決議を求める陳情には賛成いたしかねますので、不採択を主張いたします。