10090【松下市長】 まさに、ずっと同じ使い続けている言葉というのは、六長に掲げた10年後の目指すべき姿として目標に掲げているからであります。「誰もが安心して暮らし続けられる 魅力と活力があふれるまち」、この部分を、目指すべき姿ですので常に掲げているのを、毎年の予算のタイトルにもしております。
その中で、分析をして考えると、人の健康状態だったり、生活だったり、常に安定というわけでは誰しもないですよね。いつ何どき体調が悪くなったりとか、病魔に侵されたりとか、事故に遭ったりとか、何があるかというのは分からないので、常に安心かどうかというのは、これはその人の安心レベルなり、その人の幸せのレベルなり、考えにもよる部分が大きいと思いますが、では、いざというときにどうしたら解決できるかというところで、この間、福祉総合相談窓口を立ち上げたり、様々な御不安に寄り添えるような、どこに相談していいか分からないというところを御相談いただくような窓口を立ち上げ、立ち上げたら、今度、様々市内では8050問題だったり、長期のひきこもりの方で解決をしたいという課題があるということも顕在化してきました。これは今までなかったわけではなくて、見えてきたというのもあると思います。
なので、あとは、例えば国の制度によって、望んでいる選択的夫婦別姓がなかなか実現ができない中で、武蔵野市ではパートナーシップ制度を開始したことによって、少しでも、完璧ではない、できれば法改正によって本当に家族になりたいという方にとってはまだまだ足りないかもしれないけれども、一定、パートナーとしての市としての認証ができているというのは、安心につながっているのかなとも思いますので、なかなかみんなが安心かどうかというのは、その時点にもよりますし、その時々にもよったり、心の振れ幅とか変化もあると思うので、難しいですけれども、何かあったときに相談ができたりとか、支えられたりとか、そういうことをしっかりできるような形で、市として取組をしてきているのがこの間かなというふうに思っています。