10099【松下市長】 深沢委員の御質問の答えといたしましては、やはり市民参加というのは、これは非常に重要であるという思いの下、自治基本条例にも、市民の市政に参加する権利及び市民が市政に参加する機会を保障するものとして市民参加を位置づけておりますが、例えば令和4年でいいますと、気候市民会議を立ち上げました。これは新規の事業でありましたが、実際には長期計画にも基づいている、緑・環境の中の、刻々と変化する環境問題への対応の中に位置づけられているものを具現化した新たな取組として気候市民会議を立ち上げまして、その中では、無作為抽出として、そう問題意識が高いかどうか分からない方にも手紙が届いて、参加してみようかなという方から、手挙げも併用しましたので、自ら率先して気候市民会議に参加をして、自分の意見を言いたいという方も、両方併せて会議を行いました。一定、会議を終えましたので、新年度、令和5年度の予算としては、気候市民会議を踏まえた取組として、プランの作成を掲げております。なので、長期計画に掲げたものを具現化していく、具体化していく中で、より新たな市民参加の手法を用いて取り組んだことが、意識はしていませんでしたが、自治体初の気候市民会議の開催ということで、大きく他の自治体からも関心を持っていただいて、問合せ等も継続して来ているようでございますので、こうした新たな取組というのを、今後他の課題解決のためにも、無作為抽出や手挙げ併用なども取り組んでいけるのかなと思いますし、また、課題もあると思っております。初めての取組でしたので、参加者からは、もっと自分の意見を採用してほしかったという声もあります。全てがよかったとは決して思っておりませんので、そうした取り組んだ中での課題にも目を向けながら、よりよい市民参加というのを模索していきたいなというふうに思っております。