10163【内山委員】 ということは、よほどの何か経済的な事件でも起きない限りは、この傾向は武蔵野市の場合続くということになりますね。分かりました。
それで、これは本当は総括でもちょっと聞こうかと思ったのですけれども、予算立ての場合は、今年度が700億を初めて超えて、令和5年度も729億という規模になっていますが、これは決算で見ると、令和元年度にもう既に700億は超えているのです。それで、予算立ての際の、過去5年ぐらい見てみますと、この六長の財政計画に基づいて考えていらっしゃる。だから、それほど予算額では乖離はないのですけど、決算で大きく変わっていますでしょう。もちろん、令和2年、3年は、4年度もそうなると思いますが、新型コロナの関係で特定財源が大きく増えていますので、それは平時と比較にはならないとは思うのですけれども、いつも予算は、きちんとした財政の計画に基づいて、財政規律を維持して、選択と集中をというお話になるのだと思うのですけど、やはり、先ほど総括で物足りないと思うところはそういうところで、これだけ決算ベースで基金に積むようなお金が潤沢にあるのに、財政計画、長計に縛られてというと語弊がありますけど、長計に基づいてなのか、縛られてなのか、これによって、もっと新たな施策を打てるのに、少し慎重になり過ぎてはいないかみたいに思うのですけども、この税収の考え方というのは、積み上げ型だということもあるでしょうが、長期計画の財政計画に一点縛られているような面というのはないのでしょうか。