11062【吉崎産業振興課長】 ネット通販は、これは引き続き恐らくこれからどんどん伸びていく分野ではないかというふうに見ております。したがいまして、第二期のときには大きな脅威というふうに捉えていた側面がありますが、第三期の計画においては、少なくとも脅威というよりは、これからどんどん伸ばしていかなければいけない、むしろ今までできていなかったからこそ、そこにまだ商業チャンスがあるのではないかというふうな見方もできるのではないかなというふうに思っております。
また、デリバリーという形態については、コロナ禍の中でかなり定着したところがあります。コロナ禍が明けてからはやめてしまった事業者さんもいらっしゃいますが、ただ、一部ではそのデリバリーという形態を引き続きやっている事業者さんもいらっしゃいますので、これも、コロナ禍が明けたからといってすぐになくなってしまうというものでもないのだろうなというふうに思っております。代表的なのがウーバーイーツですとか、宅配系のサービスが、既にもう業態として浸透して定着している部分もあります。飲食以外のところもサービスを提供し始めているという実態もありますので、こちらも、伸びていくかというと疑問はありますが、引き続きまだ継続してサービスとしては残るだろうなというふうに思っております。
そういった中で、市内の商業者の方は既に、コロナ禍もそうですが、こういった変化に敏感な事業者さんはもうかなり早々と、市が何か支援などをする前から事業者さんのほうで積極的に動かれているというところもありますので、そういった動きも引き続き我々としては見ながら、どういったものがこの武蔵野市に適した事業として伸びていくのか、市が支援していくべきものなのかというところは見定めていきたいなというふうに思っております。