11156【松崎環境部参事兼緑のまち推進課長事務取扱】 二俣尾・武蔵野市民の森と奥多摩の森林整備ということで、奥多摩のほうです。奥多摩のほうは、現状では100ヘクタールくらいの広い範囲を協定区域と定めております。その中で、実際には、荒廃してしまった森の部分の保全というのをこれまで十数年かけてやってまいりました。ある程度というか、一定、植生が戻ったというところで、一区切りの段階まで来ております。しかし、今後はまだまだ森林整備が必要だということで、この事業のもともとの始まりは御存じかと思いますが、当市も飲料水は地下水に多々頼っているところで、地下水涵養とCO2削減等々、環境に影響のある部分につきまして、言われているのは昨今ですけれども、武蔵野市につきましては十数年前からこれに取り組んでいるというところでございます。奥多摩のほうは、ここでおおむね20年で作業が終わってきていますので、また次のステップとして、もう少し広いエリアについて森林整備を行っていくというような目標は持っていますので、これから協議をしてまいりたいと思っております。協定は奥多摩町のほうと結んでおりますが、森のほうにつきましてはほとんどが個人林です。個人で持っている。町有林ではございません。
それから、二俣尾のほうでございますが、今、山主さんは御子息に替わったのですけれども、お母様も御健在でございますので、協定を結ばせていただき、また、作業については、東京都の農林水産振興財団のほうに入ってもらい、三者の協定を結んでございます。その中で、一部、森林整備と、こちらのほうは主には森林啓発事業、それから体験事業というのを継続してやっておるところでございます。