11344【竹内教育長】 現行の学校教育計画の課題として私も認識しているところは、この計画の基本的な考え方として4つ挙げているのですけれども、その中の1つで、多様性を生かす教育というのがあって、これは人権教育にもまさしくつながるところだと思っています。
基本的には学校は、自他の尊重の考えの中で、子どもたちがそれぞれいろいろな人の多様性を認めていくということが取り組まれているわけですけれども、その認めていくという中でも、例えば物事を決めるときに、どのように折り合いをつけるというか、調和を図りながら、自他を尊重しながら、どのように進めていくことができるのかなども、やはりその子どもの権利について考えた上で進めていくことができるものと考えていますので、学校現場でいろいろな教育活動の中で取り入れられるように、子どもの権利条例については、新年度、学校の教育実践の中でうまく取り入れられるように進めていきたいと考えています。