11396【村松指導課長】 学習者用コンピューターに関する御質問をいただきました。来年度、指針を策定するわけですけれども、それに向けて何かというところでございますが、子どもたちの活用状況については、先ほど委員からも御指摘もありました全国学力・学習状況調査の児童生徒の質問紙調査の中で、学習者用コンピューターの活用に関する質問、そこを受けて、これまでも議会等でも御説明させていただいていますけれども、そのデータを基に検証していこうと考えております。
また、そのほかというところで、保護者等につきましても、様々今年度もむさしの教育フォーラムであるとか、また各校の道徳授業地区公開講座やセーフティ教室などを活用して、いろいろと保護者との対話の場をつくっていきましょうということで、学校にも投げかけているところでございます。その保護者のあたりの声というのを、アンケート調査を行うのかどうかというところは、また指針の策定に当たり、検討委員会でも検討していくものと考えているところでございます。
小学校に偏重しているのではないかというところでございますけれども、これは、これまでの議論の中にもあったデータについては中学校にお示ししているところです。それだけの危機感を持ってやっていただきたいこと、また今年度は2年目でございますので、昨年度小学校6年生だった子が中学校1年生で入ってきた、そして来年度はまた、小学校で2年間体験してきた子が今度中学校に入っていくというところ、そういう実施状況を踏まえて、子どもたちがしっかり使える素地ができていますので、その中での活用をお願いしますということは、校長会等でも学校にそれぞれ投げかけているところでございますし、今年度少しずつ中学校でも活用は高まってきているものと認識しております。これにつきましても、来年度の全国学力・学習状況調査の状況等も見ながら検証していこうと思っております。
来年度支援の体制というところでございますけれども、ICTサポーターはこれまで同様3名ということでおりますが、端末導入支援員につきましては、6名から始まり4名になって、来年度は3年目ということもありますので、2名ということで減らしていって、これが卒業していくというような体制を考えているところです。