令和5年度予算特別委員会

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大野あつ子
大野あつ子
市議会公明党現職

映像ID: 2442

11397【大野委員】  ありがとうございます。私たちのほうにもやはり保護者から賛否両論、もっと使ったほうがいいという意見もあるし、もっと管理をしなければいけないのではないか、制限時間をつけなければいけないのではないかというような御意見もありますし、多分保護者と子どもの意見というのはまた違うし、教員の方の意見というのも違うと思います。9,000台のタブレット端末が入るという、非常に壮大な実証実験を今行っているので、それぞれの立場の方がどういうふうに考えているのかというのは、いろいろお手間もあろうかと思いますけれども、この機会にぜひ聞いていただいて、今後の参考にしていただきたいなと思っております。これは要望とさせていただきます。
 次に、この中の学習者用コンピューター。普通のお子さんはクロームブックがあるわけですけれども、特別支援学級のお子さんはiPadを持っているということで、以前ちょっと取り上げました、読み書きに配慮が必要なお子さん。知能的には問題がないので、そのまま通常級にいらっしゃるのですけれども、その子が読み書きを補助するためにiPadを使おうと思うと、御自身でルーターも持って、iPadも持ってやらなければいけないという部分で、えっとちょっと思ったのです。通常級にいるということは、特別支援学級にいる子たちのような支援はやはり受けられないという、非常にびしっとした線が引かれている気がするのですけれども、ここについての市としてのお考え。
 これは結局国の方針なのか、東京都の方針なのか、武蔵野市の方針なのか、ちょっと私には分からないのですけれども、なぜこのびしっとした線が引かれてしまうのか。インクルーシブ教育システムとインクルーシブ教育の違いというのを、以前にも少し議論させていただいたことがありますけれども、iPad1台を、その読み書き困難なお子さんに貸与することが、そんなに合理的配慮の外になってしまうのかというのは、ちょっと理解し難い部分だったのです。
 その辺についてということと、あとは、市の職員の方は一生懸命仕事をしてくださって、規則とか法に従って仕事をしてくださっているのだけれども、市民の側からそれを見ますと、非常に冷たい扱いを受けたというふうになってしまう、私たちの気持ちを分かってくれないというようなお声も聞くところなのですけれども、その辺、歩み寄ることはできないのかということについてお伺いします。

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