令和5年度予算特別委員会

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11552【村松指導課長】  今、委員が御指摘の集団的な活動の有用性と、個に応じたところの有用性というところ、そこが本当に低から中に上がって変わっていくのか、斜めの線が入るのかについては、違うところかなとも認識しております。基本的には、個に応じた個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実、これは低学年から高学年、中学校においても一貫して、それぞれバランスよく行っていくものというふうに認識しております。
 かつては国語、算数、理科、社会という形で、私も社会科を専門としている人間として、小学校の1、2年生で社会科がなくなるのはゆゆしき事態だったというところは、過去の経験としてはあるわけですけれども、やはりそこには体験的な活動、体験からしっかり学ぶというところから生活科が入ってきたわけです。
 今、国語、算数、生活科、さらに様々な教科があるわけですけれども、そこで集団的だけでなく、やはり基礎的な部分で個に応じた最適な学び、低学年においても最適な学び方というところがあると思いますので、個別最適な学びというところも大事にされる部分だと思いますし、また、先ほどのスタートカリキュラムも含めて、集団という学びというところ、またそこが幼児教育からちょっと転換する部分もありますので、そこをうまくつないでいく中で、小学校の中での集団的な学び、また小学校低学年の中でも協働的な学びということが大事になってくるところもあるというふうに認識しております。
 国のほうの示すところで、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実の中で、また令和の日本型学校教育を進めていく中で、小学校高学年から教科担任制を実施していくというところがありますので、市としては、もともとこの市講師を任用しているところから、先生方の働き方改革だけではなく、教科担任制を実施していくためにも、この市講師を活用していくことを打ち出しているというふうに捉えているところでございます。

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