11556【村松指導課長】 部活動の教育的意義というところについては、これもまたさらに研究を進めていくべきものというふうに認識しておりますけれども、今年度、部活動の在り方の検討を進めていく中で、児童生徒、保護者、教員にアンケートを実施いたしました。その中で、意義と感じているところというキーワードでいくと、やはり仲間意識を醸成できるということ、また心と体の成長という部分、あとはさらに子どもたち自身の自主性を育てるという意義、さらに達成、勝利、表彰。ここはちょっと勝利至上主義的なところもあるとは思うのですけれども、やはり何か勝ち進めることによさを感じているというところはあります。
ただこれは教育的意義なのか。部活動の意義というところもありますので、これを教育活動の中で行うことが大事なのかどうかというところは、これからさらに吟味をしていかなければいけないというふうに認識してございます。
合同部活動でございますけれども、合同部活動という形ではできていないのですが、ただ、今、中学校の中では、一緒にチームを組まないと試合に出られないというような。特に野球やサッカーなんかは学校ごとで組まないと、なかなか試合に出ることができないというところがあります。そういう中で、日常的には本当に少ない人数で練習しているのですけれども、土曜日、日曜日はそれぞれ学校に出向いていって練習する。そういうことによって、やはり多数の人数で練習することによる子どもたちの喜びであるとかも感じることができるというところは、報告の中で聞いてございます。